『PUBG』Twitchにおける8月の合計視聴時間が『League of Legends』を抜いて1位に、過去34か月間の首位独占を破る

今年3月にリリースされてから破竹の勢いでプレイヤー数を増加させている『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(以下、PUBG)』。新たにTwitchにて8月の合計視聴時間が『League of Legends』を抜き、また韓国のPC房では『Overwatch』のシェアに迫るなど、各所でもその勢いを増していることが明らかとなった。

今年3月にリリースされてから破竹の勢いでプレイヤー数を増加させている『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(以下、PUBG)』。新たにTwitchにて8月の合計視聴時間が『League of Legends』を抜き、また韓国のPC房では『Overwatch』のシェアに迫るなど、各所でもその勢いを増していることが明らかとなった。

Twitchに関するデータを公開したのは、2014年から視聴時間データを集積している「GAMOLOCO」。「GAMOLOCO」は一定期間内に視聴者たちが見た視聴時間の合計データを計測しており、この測定方法で『PUBG』が8月に1位を記録したことをTwitter上で明らかにした。2014年10月から過去34か月間、『League of Legends』は合計視聴時間ランキングの1位を独占してきたが、今回その記録がついに打ち破られた。なお8月の「gamescom」では『PUBG』の公式大会が開催されており、今回の記録は同イベントの影響もあり達成できたと考えられる。

『PUBG』の人気爆発は、Twitchを中心としたゲーム映像配信での流行も大きく起因している。「100人の中で最後の1人になればよい」というシンプルなルールにより、ルールを知らなかった視聴者でもすぐに楽しんで見ることができる同作は、今後も大きな視聴者数を確保していくことになりそうだ。

なお一定料金を支払ってPCゲームをプレイする韓国の施設「PC房」に関するデータサイト「Gametrics」では、8月30日時点で『PUBG』が13.51パーセントのシェアを占め、『Overwatch』の12.99パーセントを一時抜いたことも明かされていた(ランキング1位は『League of Legends』で、『PUBG』『Overwatch』が2位に3位と続く)。すでに800万本を売り上げた『PUBG』は、Steamでも『Dota 2』の同時接続プレイヤー数を一時抜くなど、さらなる盛り上がりを見せている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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