PS4版『デッドライジング4』が海外発表。すべてのDLCを収録する完全版、カプコンキャラクターになりきる新コンテンツも
カプコンは9月2日、『Dead Rising 4: Frank’s Big Package』をPlayStation 4向けに海外発表した。欧米で12月5日に発売予定。本作は昨年12月にWindows 10/Xbox One向けに発売され、今年3月にはSteamでも発売された『Dead Rising(デッドライジング)』シリーズ最新作『Dead Rising 4』の移植版だ。
本作では、シリーズ1作目の主人公でありフォトジャーナリストのフランク・ウェストが、16年の年月を経てふたたびアメリカ・コロラド州ウィラメッテに帰ってくる。そこでは言うまでもなくゾンビアウトブレイクが発生しており、フランクは渋々ながらその背景にある陰謀を探ることになる。
本作はオープンワールドになっており、ショッピングモールや市街地などエリア間の移動はシームレスにおこなえる。マップ内には通常のゾンビのほか、ゾンビ化したばかりで俊敏な「なりたてゾンビ」や、知性を持った「進化型ゾンビ」、敵対勢力「Obscuris」のエキゾスーツを装備した兵士などが登場する。エキゾスーツはフランクも装備可能だ。いまやシリーズの象徴となった武器やアイテムを組み合わせる「コンボ武器」や「スキルムーブ」はもちろん本作にも受け継がれており、またシリーズ1作目のようなカメラマンのフランクならではの要素として、ゾンビと仲良く自撮りする機能なども用意されている。ゲームモードにはストーリーモードのほか、専用ミッションをプレイする協力プレイモードがある。
今回発表された『Dead Rising 4: Frank’s Big Package』には、これまで配信されたアップデートが適用された最新版のゲーム本編と、フランクがゾンビになってしまう「Frank Rising」やマルチプレイでミニゴルフを楽しめる「Super Ultra Dead Rising 4 Mini Golf」などすべてのDLC、「Street Fighter Outfit Pack」などを含むボーナスコンテンツ、そしてカプコンキャラクターのコスチュームを着てそのキャラクター特有のアクションが可能になる新コンテンツ「Capcom Heroes」が収録される。なお、この「Capcom Heroes」は、PC/Xbox One版にも無料配信される予定だ。まさに完全版といったパッケージになっており、国内向けの発表にも期待したい。