『Sunless Skies』Steam/GOGにて早期アクセス販売開始。『Sunless Sea』の10年後を描く宇宙サバイバル・アドベンチャーゲーム

Failbetter Gamesは8月31日、『Sunless Skies』をSteamおよびGOG.comにて早期アクセス販売を開始した。価格は2480円で、9月7日までは2232円で購入可能。本作は『Sunless Sea』の10年後の世界を描くサバイバル・アドベンチャーゲームだ。

Failbetter Gamesは8月31日、『Sunless Skies』をSteamおよびGOG.comにて早期アクセス販売を開始した。価格は2480円で、9月7日までは2232円で購入可能。本作は今年始めに実施したKickstarterキャンペーンの成功を受けて開発されている、『Sunless Sea』の10年後の世界を描くサバイバル・アドベンチャーゲームだ。

Failbetter Gamesは、近作では自身が手がけた『Fallen London』の世界観をベースに展開しており、本作もその流れを汲んでいる。前作ではプレイヤーは海を航海する船長となったが、本作では広大な宇宙へと舞台を移す。ヴィクトリア女王はロンドンを離れ、宇宙に新たな大英帝国を築いているのだ。そこでプレイヤーは蒸気機関宇宙船の船長となって、燃料や食料、恐怖値を管理しながら、港を訪れて人や情報を運んだり交易をおこなったり、あるいは宇宙海賊と一戦を交えたりしながらストーリーを進めていく。

現在の早期アクセス版では、本作の世界「High Wilderness」に存在する4つの地域のうちのひとつ「Reach」を探索できる。Reachは比較的狭いエリアだが、現時点で11か所の宇宙港が実装されており、プレイヤーはコウモリを使いながら近くの港を探すことができる。航行中は常に危険と隣り合わせで、海賊だけでなくモンスターとも遭遇し、撃退できなければ死が待っている。死んでしまうとふたたび船長を選ぶところからやり直しになるが、それまでの旅の足跡はこの世界の歴史として刻まれており、その後もずっと残ることになる。

本作の対応言語は英語のみとなる。膨大な文字数や技術的な問題などにより、公式に他言語へローカライズする予定はない

今後の予定としては、現在ある要素を磨いていくとともに、さらなるエリアや蒸気機関宇宙船、モンスター、アイテム、装備品、探索要素などを追加していくとのこと。そのほか、船長の容姿や名前などのカスタマイズ要素や、前回死んだ船長の装備などを受け継げる要素、難易度設定、ゲームパッド操作のサポート、また港で交易をしてお金を稼ぐ要素ももちろん実装予定だ。Failbetter Gamesは、今後の開発の参考にするため、プレイヤーは意見や要望を寄せてほしいとしている。なお、今回の早期アクセス販売開始を記念して、前作『Sunless Sea』のiPad版がセール価格となっており、9月3日まで840円で購入可能だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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