『ストリートファイター』シリーズ30周年記念、『ストリートファイターII』の海外スーファミ版が限定復刻。実際にプレイ可能

ゲームなどのグッズを企画・製造・販売するアメリカのiam8bitは8月31日、「Street Fighter II(30th Anniversary Edition)」を発表し、予約受け付けを開始した。価格は100ドル(約1万1000円)で、11月下旬に出荷予定となっている。

ゲームなどのグッズを企画・製造・販売するアメリカのiam8bitは8月31日、「Street Fighter II(30th Anniversary Edition)」を発表し、予約受け付けを開始した。価格は100ドル(約1万1000円)で、11月下旬に出荷予定となっている。本商品は『ストリートファイター』シリーズ30周年を記念して、iam8bitとカプコンとのコラボレーションで限定生産される『ストリートファイターII』のSNES(海外版スーパーファミコン)版カートリッジだ。

『ストリートファイターII』は1991年にアーケードで稼働し、翌年からはスーパーファミコンなどさまざまなコンソールに移植された対戦格闘ゲームだ。シリーズの原点として“スト2”を思い浮かべる方も多いだろう。その後、『ストリートファイターII’』や『スーパーストリートファイターII』、また今年Nintendo Switch向けに発売された『ウルトラストリートファイターII』など多くの派生作が生まれた。

今回販売される「Street Fighter II(30th Anniversary Edition)」のカートリッジはレプリカではなく、SNES本体に挿して実際にプレイできるものだ(製造は任天堂ではなく、Retrotainment Gamesがおこなう)。ラベルにはオリジナル版(北米版)のイラストが再現され、ストリートファイター30周年ロゴなどが配される。当時のカートリッジの色はグレーだったが、リュウの赤い鉢巻をイメージした「Opaque Ryu Headband Red」と蓄光素材を使用した「Glow-in-the-Dark Blanka Green」の2種類が用意される。SNESソフトのパッケージをイメージした外箱は3つ折仕様になっており、中には日本版『ストリートファイターII』でも使用されたイラストなどが収録。そのほか当時の取扱説明書を特別仕様で復刻したものが封入される。また、届いて開封するまで秘密の、レトロなサプライズ要素も仕込まれているとのことだ。

「Street Fighter II(30th Anniversary Edition)」は合計5500本の限定生産となり、そのうち「Opaque Ryu Headband Red」が4500本、「Glow-in-the-Dark Blanka Green」が1000本となる。注文時に色の指定はできず、どちらが届くかはランダムとなるそうだ。iam8bitは日本にもストアを構えているが、そちらでは販売されていない。ただし、日本にも発送してくれるので興味のある方は売り切れる前にチェックしてみてはいかがだろうか。なお、SNESカートリッジは日本版スーパーファミコンとの互換性がないため、プレイするにはSNES本体(もしくは変換機)を用意する必要がある。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6876