撃つと大きく、撃たれると小さく。体積交換シューター『Morphies Law』最新映像が公開、ニンテンドースイッチにて今冬発売へ

「Cosmoscope GmbH」は、体積の交換をテーマにした対戦マルチプレイヤーシューター『Morphies Law』をNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けに今冬発売すると発表した。Nintendo Switch版のリリース後、当初から予定されていたPC版も登場予定となっている。

「Cosmoscope GmbH」は、体積の交換をテーマにした対戦マルチプレイヤーシューター『Morphies Law』をNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けに今冬発売すると発表した。Nintendo Switch版のリリース後、当初から予定されていたPC版も登場予定となっている。

※新たに公開された最新トレイラー

昨年弊誌でも紹介した『Morphies Law』は、最大4v4のプレイヤーたちで競い合うシュータータイトルだ(参考記事)。トレイラーでも確認できるように、同作に登場する人形の「Morphies」には「撃つと身体が大きく、撃たれると小さくなる」という非常にユニークな性質が存在している。たとえば、あるプレイヤーがほかプレイヤーの頭部を撃ったとすると、撃ったプレイヤーの頭部は大きく、撃たれた側のプレイヤーの頭部は小さくなる。小さくなって建物のダクトに入ったり、足を巨大化させて高くジャンプしたりと、身体の体積が大小することによってゲームプレイも変化していく。

アルファ版の映像が公開されてから長らく音沙汰がなかった同作だが、今回の映像ではより洗練されたゲームプレイやUIを確認することができる。また、身体の体積とともに変化するというアビリティの存在も初めて披露されており、道中に膨張するスポンジのような障害物を設置したり、空中をブーストで飛翔したりすることが可能なようだ。常に変化する自身の身体のサイズを把握しつつ、アビリティ使用のタイミングや立ち回りを考慮する戦略性は、ほかの作品にはない楽しさを予感させてくれる。

エイム力の上手いプレイヤーは自分の身体が大きくなるため、敵を倒すごとにいい的になってしまう。逆に撃たれてばかりの下手なプレイヤーは、自分の身体がどんどん小さくなるので、銃撃を避けやすくなる
ゲームルールは体積をより奪ったチームが勝つ(それを示すアバターがより大きい方が勝利)というもの。このほか過去の情報では、単純なチームデスマッチなども存在するとされていた

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

Articles: 1728