対戦スポーツゲーム『フライングパワーディスク』のPS4/Vita版が国内発売開始。オンライン対戦、クロスバイに対応

DotEmuは8月29日、『フライングパワーディスク: Windjammers』を国内発売した。プラットフォームはPlayStation 4とPlayStation Vitaで、価格は共に1599円。本作は、1994年にアーケード向けにリリースされた対戦スポーツゲームのリメイク版だ。

DotEmuは8月29日、『フライングパワーディスク: Windjammers』を国内発売した。プラットフォームはPlayStation 4PlayStation Vitaで、価格は共に1599円。クロスバイに対応しているので、どちらか一方を購入すれば、もう一方は無料で入手できる。本作は、1994年にアーケード向けにリリースされた対戦スポーツゲームのリメイク版だ。なお、ゲーム内は英語表示となる。

本作は、コート内でフライングディスクを投げ合う1対1の対戦ゲームだ。相手プレイヤーの背後には5点と3点のエリアがあり、そこに投げ込むと得点となる。フライングディスクはコートの壁などに当たると反射するように跳ね返るため、ゲームセンターにあるエアホッケーのようなゲームと考えるとイメージしやすいだろう。1セット15ポイント制(制限時間あり)で、2セット先取すれば勝利だ。

コートにはビーチやクレイ、スタジアムなど6種類が登場し、それぞれ得点エリアやコート中央に設置される障害物の構成が異なる。プレイヤーキャラクターとなる選手は、パワーと移動スピードのバランスの異なる6人から選択できる。ゲームプレイでは、フライングディスクをキャッチする際にタイミングよくボタンを押すとトスを上げ、特殊な軌道を描くスーパースローを投げることが可能。この必殺技も選手によって独自のものを持っている。壁の反射をうまく利用したりロブを投げて意表を突いたりと、小さなコートだが多彩なゲームプレイが展開される。

ゲームモードにはオンラインモードとローカルモードがあり、オンラインではクイックマッチ、ランクマッチ、カスタムマッチが選択可能。カスタムマッチはフレンドを招待しての対戦となる(Vita版は非対応)。なお、本作はネットコードにGGPOを採用しているとのこと。

一方のローカルモードでは、CPUとの対戦を勝ち抜いてチャンピオンを目指すアーケードモードと、ローカル対戦モード(Vita版は非対応)、そしてミニゲームモードがある。ミニゲームは2種類あり、「Dog Distance」はビーチでフライングディスクを投げた後、犬を操作して障害物を避けながら上手くディスクをキャッチするゲームだ。もう一つは「Flying Disc Bowling」、その名のとおりフライングディスクを投げてピンを倒すボウリングゲームとなる。

本作はシンプルなルールながら競技性が高く、EVO 2017の競技種目候補にもなっていた。20年ほど前のゲームだが、DotEmuはいまも活動する競技コミュニティの協力を得ながら本作を開発したという。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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