ホラーアドベンチャー&恋愛シミュレーション『WHITEDAY~学校という名の迷宮~』PS4とSteamで発売開始
アークシステムワークスは8月24日、ホラーアドベンチャー&恋愛シミュレーションゲーム『WHITEDAY~学校という名の迷宮~』をPlayStation 4向けに発売した。価格はパッケージ版が4800円で、ダウンロード版が4300円(共に税込)。本作は、韓国Roi Gamesが開発しiOS/Android向けに発売した同名タイトルの移植ローカライズ版で、最適化やアップグレードが施されている。
本作の舞台は真夜中の八城高校。主人公の山本勇人は一目惚れした女の子の日記帳を拾い、ホワイトデーのプレゼントと共に返そうと3月13日の夜、一人で学校に忍び込む。しかし、何者かの力によって校門は固く閉ざされ、校内では恐ろしい幽霊が現れたり、守衛たちが気が狂ったようにバットを振り回して襲ってくる。世間では八城高校は呪われた学校だと噂されていたが、それは事実だった。
校内には勇人が一目惚れした四宮しずくなど、それぞれの事情を持って夜中に学校を訪れた何人かの女子生徒もおり、同じく校内に閉じ込められていた。プレイヤーは彼女らとともに真夜中の学校を探索し、パズルを解きながら学校からの脱出を目指す。生き延びるためには恐ろしい幽霊を封印しなければならない。しかし、その方法が記された文書を見つけるために照明やライターの火を点けると守衛に見つかってしまう危険が高まる。本作には難易度が5段階用意されており、ハードモードからは恐怖レベルが急上昇するという。
ゲーム中の特定のイベントや、女子生徒との会話シーンでは2種類の選択肢がその都度表示される。プレイヤーの選択は女子生徒らからの好感度に影響し、特定の女子生徒との関係を深めることもできる。本作には複数のエンディングが用意されており、それぞれの女子生徒とのエンディングを集めていくことで呪われた八城高校に隠された真実に迫ることができるという。ただし、そのエンディングがハッピーエンドとなるか恐ろしい結末を迎えるかは、プレイヤーの選択次第となる。
本作はアークシステムワークスが国内発売を手がけていることから、同社の対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE』をテーマにした、勇人や女子生徒また守衛の服装を変更するDLCが9月3日までの早期購入特典として提供されている。そのほかに特別な制服や水着などのコスチュームDLCが有料配信されているので、公式サイトやPlayStation Storeを確認されたい。
またSteamでは、イギリスのパブリッシャーPQubeからPC版の販売も開始されている。通常2980円のところ、8月30日までは2533円で購入可能。ただし、こちらは日本語には対応していないようだ。なお、韓国国内では続編となる『WHITEDAY 2: SWAN SONG』が先日発表されている(関連記事)。