PC版『ファイナルファンタジーXV』ではModサポートも検討中。「絶対にやりたい」田畑氏が現地メディアに答える

PC版『ファイナルファンタジーXV』では、Modサポートも検討中であることが明らかとなった。同作のディレクター田畑端氏が、英国のメディア「Rock,Paper,Shotgun」の取材に応じて伝えたもので、回答を見る限りではModサポート導入にはかなり意欲的なようだ。

PC版『ファイナルファンタジーXV』では、Modサポートも検討中であることが明らかとなった。同作のディレクター田畑端氏が、英国のメディア「Rock,Paper,Shotgun」の取材に応じて伝えたもので、回答を見る限りではModサポート導入にはかなり意欲的なようだ。

田畑氏は通訳を通じて、「PCプレイヤーが強く期待しているのはModサポートだと思っている。絶対にやりたい」とコメント。現在はModに関するポリシーの制定や議論が完全には終わっていないものの、今秋ごろには全体の詳細を持ちたいと続けている。また、Modサポートの導入時期に関する質問に対しては、発売後かローンチ時かは開発によるとしたものの、出来る限り早く取り組むことができると思っていると返答した。このほかにも田畑氏は、Modの制限をできる限り少なくしたい意向も示している。

※今週公開されたWindows Editionトレイラー

PCゲームのなかでもオープンワールドゲームは特にMod開発が盛んなジャンルの1つ。『Fallout 4』『The Elder Scrolls V: Skyrim』にはじまり、『The Witcher 3』『Just Cause 3』など、公式側がMod開発を認めている・支援しているパターンも多い。これらの作品向けには、キャラクターモデルの変更やグラフィックの調整、さらには新規クエストや新たなストーリーラインの追加など、大小様々なユーザー製コンテンツが日々公開されている。スクウェア・エニックスはオープンワールド性を持つ『ファイナルファンタジーXV』でも、同様の展開を望んでいるようだ。

今週発表されたPC版『ファイナルファンタジーXV』は、Steam/Windows Store/Originにて2018年初頭に販売予定。既存DLCはすべて収録しているほか、各種グラフィックオプションが充実しており、Nvidiaの技術を利用した様々な表現が盛り込まれることが明らかとなっていた(関連記事)。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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