『Spintires: MudRunner』が発表、10月に発売へ。泥道や沼地でスタックしては脱出を試みる悪路トラックシミュレーター

Focus Home Interactiveは8月18日、『Spintires: MudRunner』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4/Xbox Oneで、今年10月に発売予定。本作は2014年にPC向けに発売されたトラック運転シミュレーションゲーム『Spintires』に、さまざまな追加要素を収録した完全版だ。

Focus Home Interactiveは8月18日、『Spintires: MudRunner』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4/Xbox Oneで、今年10月に発売予定。本作は2014年にPC向けに発売されたトラック運転シミュレーションゲーム『Spintires』に、さまざまな追加要素を収録した完全版だ。前作は100万本以上を売り上げるなど高く評価されている。

本作は、『Euro Truck Simulator』のように物流を支えるトラック運転手になれるゲームだ。ただし、本作でプレイヤーが走行するのは舗装された道路ではなく、ぬかるんだ泥道や岩肌がむき出しの山道、あるいは深い沼地や増水した川など、普通の車がおよそ立ち入らないような悪路である。というのも、プレイヤーが運搬するのはシベリアの山から切り出したばかりの丸太。拠点となるガレージから山奥の伐採地まで行き、丸太を積んで製材所まで運ぶことがゲームの目的となる。

プレイヤーが運転するのは全環境型のトラックだが、それでも極度にぬかるんだ泥にタイヤを取られればいとも簡単にスタックしてしまう。そういったトラブルからウィンチを使うなどして脱出したり、簡単な地図とコンパスだけを頼りに最善なルートを探して荒れた道を走ることが本作の醍醐味となる。ゲーム内では昼夜の変化も再現される。また、最大4人での協力マルチプレイにも対応しており、力を合わせてトラブルを切り抜けるゲームプレイも楽しめる。

完全版である本作ではグラフィックや物理エンジンが強化されるほか、前作の5つのマップに加えて新規マップが1つ収録される。それぞれ固有の装備を持つ車両は、13車種が追加され合計19車種に。また、ゲームモードにチャレンジモードが追加され、専用の9つのマップが収録される。PC版限定だが、Modの導入にも対応する予定だ。なお本作の開発は、前作を手がけたOovee Game StudiosではなくSaber Interactiveが担当している。前作のSteam版の所有者向けに、本作を50パーセントオフで予約購入できるキャンペーンをおこなっているので、前作のファンだった方はストアをチェックしておこう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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