「ワンダと巨像」から影響を受けた『Praey for the Gods』新規イメージ公開、「ゼルダの伝説 BotW」意識させる壁登りシステム

『ワンダと巨像』から強い影響を受けて開発されている同作は、冬が終わらない世界で巨大な敵や自然との戦いを描くサバイバルアクションゲーム。今回の最新情報では、今年発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を意識させる壁登りシステムが紹介されている。

「No Matter Studios」は、『Praey for the Gods』の最新情報をニュースレターを通じて公開した。『ワンダと巨像』から強い影響を受けて開発されている同作は、冬が終わらない世界で巨大な敵や自然との戦いを描くサバイバルアクションゲーム。今回の最新情報では、今年発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を意識させる壁登り&グラインダーシステムが紹介されている。

過去に公開されたスクリーンショットで巨人の身体を登る様子が写されていたように、『Praey for the Gods』では「登る要素」はゲームの大きな部分を占めているという。一方で過去のビルドでは、プレイヤーが迷ったりスタックしたりする可能性を考慮して、地形を登ることができないようにされていた。開発陣によれば、現在は“すべての地形”を登ることができるように設定されているそうで、gifイメージでは傾斜ある壁を登る様子や、グラップリングフックを使用して遠くの壁へと張り付くゲームプレイが確認できる。

また今回の壁登りシステムの紹介にともない、同作に空中を滑空できる「グラインダー」が追加されたことも明らかにされた。壁登り+グラインダーの組み合わせはまさに『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を意識させるが、本作では突風が吹いてプレイヤーが押しやられるという要素もあり、貴重なスタミナを無駄に消費してしまう可能性がある。『Praey for the Gods』はサバイバルゲームの要素も強く持っており、操作キャラクターの空腹度なども意識する必要があるのだ。グラップリングフックの存在もふくめ、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』とはまた一味違う壁登りになるだろう。

昨年Kickstarterにて50万ドル以上を集めることに成功した『Praey for the Gods』は、2017年冬にリリース予定。対象プラットフォームはPC/PS4/Xbox Oneとなっている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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