サバイバルACT『Deadlight: Director’s Cut』がGOG.comで無料配布中。ゾンビ溢れる街を生き抜く『RiME』開発元のデビュー作
CD PROJEKTが運営するDRMフリーのゲーム販売サイトGOG.comにて、サバイバル・アクションゲーム『Deadlight: Director’s Cut』のWindows PC版が現在無料配布中だ。期間は日本時間の8月16日午後10時までとなっている。本作は、『RiME』を手がけたことで知られるTequila Worksのデビュー作『Deadlight』のアップデート版で、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに昨年発売された。
ゾンビの感染が世界中に広がった1986年。主人公のランダル・ウェインは、ゾンビが彷徨い歩く荒廃したアメリカ・シアトルの街で、生き残った数人の市民と共に安全地帯だとされる軍の施設を目指していた。しかし、残してきた家族のことが気がかりなランダルは彼らと別れ、愛する妻と娘を探すためゾンビで溢れる街に留まる決断をする。
ゲームは2.5Dの横スクロールで展開され、ドアを破ったり足場を飛び移るなどのアクションを駆使したり、パズル要素を解いたりしながら先へ先へと進んでいく。道中では手斧や銃などの武器を入手できることもあるが、大量に押し寄せるゾンビに対して手斧を振り続けるスタミナも、一掃できるだけの銃弾もない。そのためゾンビを避けて屋根伝いに進んだり、周囲の環境を利用してゾンビを倒すなど、正面から戦わずに如何に先へ進むかというゲームプレイが求められる。
アップデート版であるこの「Director’s Cut」では、新ゲームモードとして「Survival Arena」が追加されている。これは周囲のオブジェクトを動かして押し寄せてくるゾンビを足止めをしつつ、マップ内で入手できる武器でどれだけのゾンビを倒し、そしてどれだけ長く生き延びられるかを競うモードだ。また、1080pでの表示に対応したほか、操作性の改善やアニメーションの追加がおこなわれている。なお、オリジナル版は日本語字幕に対応していたが、本作は対応していない(GOG.comストアページの日本語対応表記は誤りである)。冒頭でも述べたが、無料配布は16日の午後10時までとなっているので、この機会に入手しておこう。
ちなみに、GOG.comでは現在「Piñata Madness」と題して、100タイトル以上のゲームを対象に1本3ドルで販売するキャンペーンもおこなっている。ただし具体的なタイトル名は伏せられており、なにが購入できるかはお任せとなる。5.99ドルから44.99ドルまでのタイトルがラインナップされており、その中には『Saints Row 4』『Pillars of Eternity』『Shadow Warrior 2』『Heroes of Might and Magic 5』『Victor Vran』といったタイトルも含まれているそうだ。