ハードコア・ネオンスラッシャー『Phantom Trigger』Steamで発売。ダンジョンでのモンスター狩りを強いられるサラリーマンの苦悩

tinyBuildは8月10日、ウクライナに拠点を置くインディースタジオBread Teamが開発した『Phantom Trigger』をSteamで発売した。価格は1480円で、8月18日までは20パーセントオフの1184円で購入可能。

tinyBuildは8月10日、ウクライナに拠点を置くインディースタジオBread Teamが開発した『Phantom Trigger』をSteamで発売した。価格は1480円で、8月18日までは20パーセントオフの1184円で購入可能。本作は弊誌でも以前紹介した2DアクションRPGだ。なお、海外ではNintendo Switch向けにもリリースされている。

本作の主人公は、妻とふたりで暮らすごく普通のサラリーマンのStan。ある日、いつも通りの朝を迎えた彼は突然気を失って倒れてしまう。彼は病院へ担ぎ込まれるが、そのあいだ彼の意識は人間世界とはまったく違う、ネオンカラーが鈍く輝くダンジョンのような場所にあった。Stan自身も、人間世界にいた時とは異なる姿をしている。そこで彼は奇妙な人たちが集うキャンプを訪れ、そしてダンジョンに巣食う異形のモンスターと戦うことになる。

Stanは武器としてムチを持っており、キャンプでさらに剣を入手する。ダンジョンを進む中では、さらに別の武器を入手することもできる。ムチはあまり大きなダメージを与えることはできないが、モンスターに当てると近くに引き寄せることができる。これを利用して遠くの敵を引き寄せ、そして近接武器の剣で仕留めるのだ。またムチは特定のオブジェクトを掴んで移動させることも可能。これで敵にぶつけてダメージを与えたり、あるいはパズルを解く際に使う場面もある。ダンジョンを進んでいく中で、新たなコンボを覚えたり、それぞれの武器をアップグレードさせて新たなスキルを覚えるなど、戦いの幅が広がっていく。なお、本作はオフラインでの二人協力プレイにも対応している。

ゲーム中には時折人間世界に場面が転換し、そこではStanは気を失った原因の病の治療をおこなっている。彼は人間世界とダンジョンを行き来するうちに、どちらが現実なのかが分からなくなってしまい、その答えを求めて彼は二つの世界で戦い続けている。そのストーリーはプレイヤーの選択によって枝分かれしていき、4つのエンディングを迎えることになるという。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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