ネコまみれの2DオープンワールドARPG『Cat Quest』日本語に対応しSteamで発売。冒険ネコ、剣と魔法の世界で旅をする

PQubeは8月9日、The Gentlebrosが手がけた『Cat Quest』をSteamで発売した。価格は1280円で、8月16日までは20パーセントオフの1024円で購入可能。ゲーム内は日本語表示に対応している。『Cat Quest』は動物が住む世界を舞台にした2Dオープンワールド・アクションRPGだ。

PQubeは8月9日、The Gentlebrosが手がけた『Cat Quest』をSteamで発売した。価格は1280円で、8月16日までは20パーセントオフの1024円で購入可能。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作は弊誌でも以前紹介した、ネコなどの動物が住む世界を舞台にした2Dオープンワールド・アクションRPGだ。

本作の主人公は冒険家のネコ。船旅の途中に突然現れた悪ネコ・ドラコスに妹をさらわれ、船を破壊されてしまう。そして気を失い海を漂流していたところを守護精霊ネコ・スピリーに助けられ、冒険ネコはフェリンガルドと呼ばれる広大な島に流れ着いた。フェリンガルドにはネコの住民や、そのほかの動物も暮らしている。ここからスピリーの助けを借りながら、ドラコスから妹を救い出すための冒険が始まる。

冒険ネコは喋らないが、常に側にいるスピリーが状況を説明したりヒントをくれたりする

ゲームは俯瞰視点で進み、バトルはシンボルエンカウント形式となっている。つまりマップ上には敵キャラクターがうろついており、近寄っていって戦うも、避けて通るも自由だ。冒険ネコは初期装備として剣を持っており、敵の攻撃をドッジロールでかわしながら斬りつけていく。武器や防具などの装備は、ダンジョンで発見できる宝箱などから新たに入手できる。また、ドラゴンブラッドと呼ばれる竜騎士の血を引く冒険ネコは、フェリンガルドに点在する寺院を訪れることで魔法を覚えることも可能。敵の中には物理攻撃に弱いものもいれば、魔法攻撃に弱いものもいるので、臨機応変に使い分けることが重要になる。ちなみに魔法を使ってくる敵もおり、その攻撃範囲は直前に魔法陣が表示されるので、すぐにドッジロールで間合いをとりたい。

本作はオープンワールドを採用しているが、最初のうちは入れないエリアが多く、ゲームの進行状況にしたがって冒険できる範囲が広がっていく。マップにはもちろん街も存在し、宿屋で休んで体力を回復するとともにセーブをしたり、住民ネコから旅のヒントをもらったり。あるいは掲示板に貼り出されたクエストをチェックし、困りネコを助けてお金や経験値を稼いだりできる。

2Dのかわいいグラフィックで、しかもオープンワールドという点が目を引く本作。どちらかというとカジュアルなARPGだが、装備や魔法の組み合わせやアップグレードなどポイントとなる要素はしっかり抑えている印象だ。日本語ローカライズも自然で、違和感なく楽しめる。本作は8月10日にiOS向けにも発売され、年内にはNintendo Switch/PlayStation 4/Android向けのリリースも予定されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6881