50種類のゲームを収録する『UFO 50』発表。「Spelunky」「Downwell」など手がけたインディーデベロッパー5名がタッグ組む

ビデオゲーム会社「Moss Mouth」は、多数の作品を収録した新作『UFO 50』を正式発表した。「Moss Mouth」の設立者であり『Spelunky』の開発者でもあるDerek Yu氏など、5名のインディーデベロッパーたちが開発に参加している同作では、シングルプレイヤー&マルチプレイヤー向け作品が50本収録されている。

ビデオゲーム会社「Moss Mouth」は、多数の作品を収録した新作『UFO 50』を正式発表した。「Moss Mouth」の設立者であり『Spelunky』の開発者でもあるDerek Yu氏など、5名のインディーデベロッパーたちが開発に参加している同作では、シングルプレイヤー&マルチプレイヤー向け作品が50本収録されている。

『UFO 50』に登場するゲームは、1980年代に存在した架空のゲーム会社によって開発された作品群という設定だ。それぞれのゲームは80年代の商用8bitタイトルよりも若干小規模という程度の内容となっており、小さなミニゲーム集ではないことが明らかにされている。実際、すべてのゲームをクリアするには、100時間以上はゆうにかかるボリュームになるという。なお『UFO 50』ではすべての作品にシングルプレイヤーモードが存在しており、三分の一には協力プレイモードか対戦モードも搭載されている。

※シューティングゲームから2Dアクションにパズルゲームまで。一見するとよくあるレトロ風2Dゲームに見えるかもしれないが、細かく見るとなにやらゲームデザインに捻りを入れているのがちらほら確認できる

本作はインディーデベロッパー5名が開発に参加しており、それぞれが考えたコンセプトをチームで協力し合って開発するスタイルを取っている。参加クリエイターは、まず前述した『Spelunky』のDerek Yu氏にはじまり、『Downwell』の麓旺二郎氏、『Time Barrons』を手掛けたJon Perry氏、さらに『Skorpulac』のEirik Suhrke氏、『Madhouse』のPaul Hubans氏となっている。

『UFO 50』は2018年にまずPCでリリース、その後はほかのプラットフォームでも配信予定となっている。価格に関してはまだ未定となっているが、容易に買えるような値段にしたいと考えているそうだ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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