同時接続数50万を突破した『PUBG』首位、大人数対戦『Foxhole』好調。先週のSteamセールスを観測する「振り返りSteam」
Steamストアにおける「全世界売り上げ上位」を観測し、チャートに浮上した最新作や注目作を独断と偏見で紹介する週間連載企画「振り返りSteam」。第十九回となる今回は7月31日(月)から8月6日(日)のSteamランキング情報をお届け。
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
一時期は『Counter-Strike: Global Offensive』に首位を明け渡したバトルロワイヤルシューター『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(以下、PUBG)』が首位に復帰している。『PUBG』はさまざまな部分で話題をふりまく人気コンテンツであるが、先週にぎわせたニュースのひとつが、同ゲームの同時接続数50万人突破したというもの。一時的にではあるものの、50万人のプレイヤーが同時に『PUBG』をプレイしていたということになる。このニュースが報じられてからその勢いはさらに加速し、本日の同時接続のピーク数は56万となっており、決して一過性の到達でないことがわかる。『PUBG』のプレイヤー数を上回るのは『Dota 2』のみ。2作品の同時接続数の差は20万近くあり、その差を埋めることは容易ではないことがわかるが、この勢いが続けば不可能ではないだろう。
Foxhole
見下ろし視点のMMOストラテジーゲーム『Foxhole』がじりじりとチャートの上位に食い込みつつある。「オープンワールド・サンドボックス・ウォーフェア」というキャッチフレーズにて売り出されている同作。100年以上世界大戦が続く架空の戦場を舞台に、プレイヤーはひとりの兵士としてさまざまな任務を遂行する。『Foxhole』は前線で戦うことだけでなく、基地の構築や補給も重要な意味を持つ。シューターというよりは、リアルタイムストラテジーゲームのいちキャラクターを操作するという感覚が近い。大人数でプレイし、本格的な戦場の駆け引きを実現するという点が評価されている。発売日より右肩上がりにプレイヤー数は伸びており、Steamレビューステータスも「非常に好評」になるなど、今後定番タイトルになっていく予兆を感じさせる。
先週木曜日に発売となった『英雄伝説 閃の軌跡』が順調な出足を見せている。発売前こそは日本語音声に対応しないといった問題があり雲行きが怪しい部分もあったが、もともとの作品のクオリティの高さに加えて、PC版へ移植するにあたっての徹底的な最適化や追加要素「ターボモード」が好評を博し、Steamレビューステータスも「非常に好評」になっている。ファルコム製品は海外でも一定の支持を得ており、『空の軌跡』シリーズも長く売れ続ける傾向にあり、『閃の軌跡』もその流れにのることを予感させる。
先週AUTOMATONで紹介した、発売もしくは正式リリースされたタイトルは以下のとおり。