ついに農場で協力プレイが可能に。『Stardew Valley』のマルチプレイヤー機能が今年末にベータテスト開始


農場運営ゲーム『Stardew Valley』の開発支援・販売を担当するChucklefishは、同作のマルチプレイヤーアップデートに関する最新情報を公開した。同アップデートは今年末にベータテストが開始、2018年初めに1.3パッチにて正式リリース予定となる。本作では以前から協力プレイモードの搭載が予告されてきたが、技術的な壁があり具体的な進捗や詳細は長らく明らかにされてこなかった。

Chucklefishが記したブログ記事によれば、ゲーム開始直後、プレイヤーはロビンから3つのキャビンを農場に作るよう進められる。このキャビンにはそれぞれ1人のプレイヤー(Farmhand、農業労働者)が住むことが可能で、ホスト格に当たるメインプレイヤーも含めると、最大で4人のプレイヤーが同時に農場上でプレイ可能となる模様だ。

Farmhandは、メインプレイヤーと同様に農業・炭鉱・戦闘・釣り・製造・NPCとの結婚や祭りへの参加が可能となっている。逆に眠ることや祭りの開始・終了、Jojaとのストーリーなどはメインプレイヤーしか関与することができない。またFarmhandがオフラインの場合、彼・彼女らが所有していたインベントリ内のアイテムは、キャビンにあるチェストを通じて管理することができる。

プレイヤー数が増加すると敵NPCの体力が増えるといった仕様が導入されるかは不明
もともとマルチプレイヤー向けに開発されていなかったこともあり、今回のアップデートのために1万5000行ものコードが書き変えられたという

このほか、現在はプレイヤー同士での結婚に関しても模索中で、NPCと会話・プレゼントを通じて友好度を上げていくような方法とは別の手法を模索中だとしている。なおローカルマルチプレイヤー、画面分割プレイ、PvPは現時点では計画していないとのこと。マルチプレイヤーモードはSteamを通じてフレンドを呼ぶことが可能で、非Steam版の招待の仕組みは、ほぼ同じになる可能性があるとしつつも、まだ未定だとしている。