ピクセルアートで黄昏色の島を描く『マジョのシマ』配信開始。タイムリミットは夜明けまで、呪いの謎を解くADV

【UPDATE 2017/09/15 10:30】
COCOSOLAは、本日9月15日より『マジョのシマ(The Witch’s Isle)』のSteam版の配信を開始した。価格は298円。Steam版では、大画面でピクセルアートをながめることができる。そのほかモバイル版との差別化として、Steam版向けにはシークレットストーリーの追加を検討しているとのこと。弊誌で紹介記事も掲載しているので、気になった方はそちらもチェックしてほしい。

【原文 2017/07/31 13:00】
個人開発者COCOSOLAは『マジョのシマ』の配信を開始した。プラットフォームはiOS/Androidで、基本プレイ無料タイトルとなっている。

『マジョのシマ』は2Dで描かれるアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは大陸から離れた場所に位置する孤島。この島は古来より魔女に支配されていた。島民から崇拝されながらも恐れられる魔女が、この島のすべてを掌握している。プレイヤーとなるのは、とある島民。この島民は魔女に呪いをかけられ、夜明けまでに盗まれた壺を探し出さねば死ぬと宣告される。黄昏色に染まる、美しくも悲しい雰囲気に包まれる島をめぐり、壺の探索を通じて魔女の秘密にふれていくことになる。

本作のシステムはポイントアンドクリックが採用されている。タップで移動する場所を選んで進めていくオーソドックスなシステムだ。フィールドの移動中には時間が刻々と経過していき、朝の4時までに真実へたどり着かなければならない。本作においては島民がカギを握る。島民ひとりひとりに性格や職業、行動パターンが設定されており、彼らと対話することで道は開けていくだろう。彼らの追跡をすることで新たな発見ができるかもしれない。さまざまな条件によってシナリオの展開は変わっていき、エンディングは全部で7種類用意されている。時間制限が存在するという点はややシビアであるが、キャラクター情報と一部の進行情報を保持したままリトライすることもできるので、試行錯誤するプレイも可能だ。

本作は、ゲーム進行状況によって立てられるフラグが異なるという点で、やや難易度が高い。たとえば、最初は南の海岸にいる盗賊に話を聞く必要があり、そうしなければアイテムなどは入手できないので、ただ無為に時間を過ごすという展開になりがちだ。フラグ立てに苦労しているときには、メニューのKEY情報から閲覧できるヒントを参考にするのも手だ。

開発を手がけているのはCOCOSOLA。これまで『アルパカにいさん』や『ぼくらの秘密基地』など個性的なアプリをリリースしている。これまではどちらかというとコメディ色の強いタイトルを制作していたが、本作はひとつの島を舞台とした重厚な物語が繊細なピクセルアートによって描かれている。開発者によると『マジョのシマ』を制作するきっかけとしては「なんとなくゲームクリエイターとしての自覚が出てきた」とのこと。変わり種のアプリを制作してきたデベロッパーの、本気の一作を、これを機会に楽しんでみてはいかがだろうか。

なお開発者によると、『マジョのシマ』の将来的なSteamでのリリースも検討しているとのこと。

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