『Foxhole』早期アクセス販売開始。前線基地を建て、地下壕を掘り、兵站線を構築するMMO大戦ストラテジー
カナダのインディーデベロッパーClapfootは7月27日、『Foxhole』の早期アクセス販売を開始した。対象プラットフォームはPC(Steam)。販売価格は1980円で、8月4日までのプロモーション期間中は10%オフの1782円で購入できる。
本作は2016年よりプリ・アルファテストが実施されてきた見下ろし視点のMMOストラテジーゲーム。キャッチフレーズは「オープンワールド・サンドボックス・ウォーフェア」であり、プレイヤーは世界大戦が終わらず100年以上も紛争が継続している架空の世界を舞台に、兵士の一人として戦場に向かう。
数百人ものプレイヤーが集う大規模な戦場にて、仲間とともに前線基地を建て、兵站線を構築。小隊を組み、敵拠点を制圧する。戦場には昼夜サイクルがあり、自分がオフラインになっても戦いは果てしなく続く。資源収集から基地の建設、武器・車両の製造から前線への輸送・補給まですべてプレイヤーの仕事である。
当然ひとりでは全てのタスクをこなせないため、役割分担が必要。コンバット・エンジニアなら地下壕、土嚢壁、防衛施設や監視塔といった設備を整え、フィールドコマンダーなら目標の設定や分隊間のコミュニケーションを担当する。特殊部隊として敵陣内に潜入したり、偵察兵として敵の動きを見張ったりと、誰しもが軍部のために身を投じ、貢献することが可能だ。また早期アクセス販売開始と同時に戦車や水陸両用車が追加されたことで、上陸作戦を決行できるようになったりと、ゲームはまだまだ拡張されつつある。
『Foxhole』の正式リリース時期は未定。プリ・アルファから早期アクセス販売開始までに約1年かかったことから、開発陣は同等の時間がかかると見込んでいる。正式リリースまでには新たなコンテンツや機能が追加されるほか、「World Conquest」モードの開発再開も視野に入れているとのこと。こちらは数百人のプレイヤーが、複数領土にまたがる大規模な戦争に参加するという野心的なゲームモードだ。