恋に農耕に育成に。『ルーンファクトリー』の影響を受けるRPG『Re:Legend』は日本語搭載で2018年Q1に発売。Kickstarterも実施中

 

マレーシアに拠点を構えるインディースタジオMagnus Gamesは、Kickstarterにて『Re:Legend』のクラウドファンディングキャンペーンを開始した。本作は『ルーンファクトリー』から色濃く影響を受けたアクションRPGだ。以前弊誌でも紹介したタイトルで、今回のキャンペーンの開始にあわせて、ゲームのさらなる詳細が明かされている。

まずゲーム内容について、おさらいしておこう。『Re:Legend』は農耕や釣り、クラフティングや村作り、モンスター育成やマルチプレイなどさまざまな要素を詰め込んでいる。そのなかでもMagnus Gamesが特に力を入れているのがモンスター育成だという。ゲームの舞台となる「Ethia島」にはMagnusというモンスターが生息しており、それらはすべて仲間にすることができる。Magnusはプレイヤーとともに戦闘に加わるだけではなく、農耕や釣り、クラフトなど多岐にわたる場面で生活を助ける。エサや愛情を与えることでMagnusは進化していき、育て方によってアビリティなども変化する。それぞれのMagnusには乗ることもでき、本作における相棒と言うべき存在といえるだろう。

また『Re:Legend』には、マルチプレイに対応しているという特徴もある。最大4人までの協力プレイに対応しており、島の自由な生活が友人と楽しめる。協力プレイはオンライン・ローカルともに対応しており、マルチプレイの要素を掘り下げるにあたってキャラクターカスタマイズを導入。髪の色や髪の毛、肌の色や服装など細かくカスタマイズできるという。それぞれのファッションスタイルで、自分たちの育てたMagnusを連れて一緒に冒険するのもひとつの楽しみ方になるだろう。

釣りは水場があればどこでもすることができ、農耕についても水の中でも作物を育てられるといった特色がある。ほかに採掘や伐採、料理やクラフトに合成などさまざまな要素が用意されている。ほかのスローライフ型の作品同様にゲーム内には時間が流れており、行事もあればランダムイベントも存在している。島民とかかわるなかで友情が芽生え、その相手が異性ならば愛情になっていくこともあるだろう。

本作の楽曲制作には、Video Game Orchestraをプロデュースする仲間将太氏や、『ファイナルファンタジー』や『メタルギアソリッド』シリーズに携わった経歴がある鈴木克崇氏が参加している。Unityで描かれるビジュアルも魅力的な作品であるが、Kickstarterページ内にあるサンプルBGMを聞くとわかるようにかわいらしくも豪華なサウンドが堪能できそうだ。

『Re:Legend』の対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox One/ニンテンドースイッチで、2018年Q1の発売を予定している。また、開発元であるMagnus Gamesについて日本語を搭載する予定があるかと訊ねたところ、ローカライズを予定しているとの返答をもらった。

Kickstarterキャンペーンは日本時間26日22時に開始し、27日11時現在は目標額の約8割である5万8000シンガポールドルを集めている。ストレッチゴールについては、目標額の達成後に発表されるという。30シンガポールドル(2330円)を出資すればSteamキーが手に入り、55シンガポールドル(4440円)を支払えば、Steamキーのほかにアートブックやサウンドトラックが入手できる。