『DOOM(2016)』にUltimateな「6.66」パッチが適応。全マルチプレイヤーDLCが無料化、フリーウィークエンドも実施へ

Bethesda Softworksは、2016年にリリースされたFPS『DOOM』の最新パッチ「6.66」を配信すると発表した。昨年リリースされた同作のマルチプレイヤーDLCをすべて無料で全プレイヤー向けに解禁するほか、ゲーム内のアンロック制度やルーンシステムにもテコ入れがおこなわれている。

Bethesda Softworksは、2016年にリリースされたFPS『DOOM』のUltimateな最新パッチ「6.66」を配信すると発表した。昨年リリースされた同作のマルチプレイヤーDLCをすべて無料で全プレイヤー向けに解禁するほか、ゲーム内のアンロック制度やルーンシステムにもテコ入れがおこなわれている。

パッチ「6.66」導入後は、まず武器や装備などのアンロックシステムが、ランダムアンロックからレベル/チャレンジでの解除制へと変更される。既存のプレイヤーは進行状況をリセットして一からゲームを始めるか、すでに取得した各装備品を保有したまま新しいアンロックシステムでプレイするかを選択可能だ。また、全プレイヤーのレベルは0にリセットされ、ベテランプレイヤーには以前からプレイしていたことを証明できるバッジが与えられる。すでに最大レベルに到達していたプレイヤーは、より特別なバッジを入手できるという。このほか「Hack Module System」がシングルプレイヤーモードのルーンアンロックに似た「Runes System」へと置きかえられているほか、インゲームHUDの全体的な改善も施されている。

また現地時間7月20日から7月27日までの1週間にわたり、同作のフリーウィークエンドが実施されることも明らかにされている。フリーウィークエンド中は『DOOM』の最初の2レベルのキャンペーンをプレイできるほか、マルチプレイヤーモードおよびSnamMapモードへと無制限でアクセスできる。このほか、同作の価格がパッチの配信とともに、29.99ドルから14.99ドルへと引き下げられることも予告されている。

シングルプレイヤーモードの完成度は高い一方で、マルチプレイヤーモードはそれほど高い評価を受けず、盛り上がることなく終わっていった感のある『DOOM』。ベータテストや発売当時にプレイできなかったプレイヤーは、あらためて触れてみるのもいいかもしれない。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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