Steamにて『救う SHE SAVE』販売開始。敵はボスのみ、少女が巨大生物らと戦うワンコインのミニマルな2Dアクション

個人開発者いくちおすてご氏は、本日7月15日にSteamにて『救う(SHE SAVE)』の販売を開始した。価格は498円。『救う』は以前弊誌でも紹介した2Dアクションゲーム。主人公の少女が竜など巨大生物と戦うという『ワンダと巨像』を彷彿とさせるテーマの作品となっている。

個人開発者いくちおすてご氏は、本日7月15日にSteamにて『救う(SHE SAVE)』の販売を開始した。価格は498円。『救う』は以前弊誌でも紹介した2Dアクションゲーム。主人公の少女が竜など巨大生物と戦うという『ワンダと巨像』を彷彿とさせるテーマの作品となっている。

少女ができるのは、横への移動と攻撃、ガード、そして回復だ。移動キーおよびボタンを2度押せばダッシュができ、これが実質的な回避行動になる。回復は長押しすることで発動可能。体力の約半分が回復する。

本作の特徴はやはりピクセルアートで描かれるビジュアルだろう。巨大生物はダイナミックによく動き、戦闘に臨場感が生まれるのはもちろん、2Dでありながら遠近感を感じさせるなど、演出へのこだわりが光る。

一方で、ゲームプレイはややミニマルな印象だ。敵の行動はガードして攻撃を叩き込み、体力が減ったら回復するというのが基本的な流れとなる。高さの概念がなく移動は横軸方向のみとなるほか、回避行動よりもガードの利便性が高いので、ガードからの攻撃が安定パターンとなる。ただ、ボスごとに行動パターンが大きく異なり、そうしたパターンを観察して覚えることは不可欠で、回避行動を織り交ぜていく必要もある。自分なりにダイナミックに戦っていくのもひとつの楽しみ方だろう。

短編アクションゲームと銘打たれており、かつワンコインであるので、そういった作品であると割り切れば楽しめるのではないだろうか。いくちおすてご氏によると、『救う』は将来的にはPlayStation 4での販売も検討しているとのことだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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