日本語版『HITMAN』序盤ステージを体験できる「Prologue」が7月20日に配信決定。Steam版には最後のElusive Targetが今夜配信

スクウェア・エニックスは7月13日、8月10日に発売予定の日本語版『HITMAN』の序盤ステージ「HITMAN - Prologue」を、7月20日からPlayStation 4/Xbox One向けに配信すると発表した。価格はXbox One版は無料で、PS4版は108円(税込)となる。

スクウェア・エニックスは7月13日、8月10日に発売予定の日本語版『HITMAN』の序盤ステージ「HITMAN – Prologue」を、7月20日からPlayStation 4/Xbox One向けに配信すると発表した。価格はXbox One版は無料で、PS4版は108円(税込)となる。

PS4版が有料なのは、本作のCEROレーティングが「Z(18才以上のみ対象)」に指定されており年齢確認が必要なため、クレジットカードでの支払いが求められるからだ。その代わり購入者は、本編のダウンロード版を購入する際に108円分が割り引かれる。

「HITMAN – Prologue」は本作のキャンペーンモード冒頭のステージで、『Hitman』シリーズの主人公エージェント47が、暗殺機関ICAの採用試験を受ける過去の物語が描かれている。ICAの施設内で、オーストラリア・シドニーの港に停泊中のプライベートヨットと、キューバにある空軍基地に見立てたセットを舞台に、二つの暗殺ミッションをおこなう。チュートリアルを兼ねたステージではあるが、何通りもの攻略ルート・暗殺方法を試すことができる、『Hitman』シリーズならではのステルスアクションを堪能できる内容となっている(関連記事)。

なお、この「HITMAN – Prologue」は英語音声/日本語字幕対応となり、日本語音声に関しては無料の「日本語音声パック」を別途ダウンロードするとサポートされる。また、体験版としてすでに配信中のSteam版は英語音声/英語字幕だが、7月14日以降に提供されるアップデートで日本語字幕に対応し、8月10日には「日本語音声パック」が無料配信される(本編も日本語音声対応になる)。

本作の「FIRST SEASON」として先行して発売中のSteam版や海外PS4/Xbox One版では、「Elusive Target」というイベントが定期的に配信されてきた。一定期間のあいだだけ特別な暗殺目標がどこかに現れ、プレイヤーには一度きりのチャンスが与えられる。つまり、暗殺に失敗してしまうとターゲットは逃走し、もう二度とゲーム内には現れないというものだ。これまで25人のターゲットが現れては消えていった「Elusive Target」だが、日本時間の今夜9時に配信予定の新ターゲットで「FIRST SEASON」での配信は終了となる。実施期間は10日間で、マラケシュにいる「Mr. Giggles」と呼ばれる男の暗殺と、彼のクライアントリストの奪取が目標だ。

「FIRST SEASON」最後のターゲットということであれば、次のシーズンが待っているのか、また「Elusive Target」は復活するのかなど気になるところだが、そちらについての情報は現時点では特になにも提供されていない。ただし、本作向けに提供されている追加ミッションなどを含む月次アップデートは来月も予定されており、本作へのサポートが終了するといった心配はないようだ。ちなみに、今月のアップデートは昨日から配信開始されており、Xbox One版のロード時間の短縮や、難易度Professionalのアンロックに必要なMasteryレベルを20から5に引き下げるなどの調整がおこなわれている。詳しい更新内容は公式サイトのパッチノートを確認されたい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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