『グランツーリスモSPORT』が10月19日に発売決定。PSVRにも対応するGTシリーズ最新作、ついにPS4でリリースへ

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは7月14日、『グランツーリスモSPORT』を10月19日に発売すると発表した。本作は、ポリフォニー・デジタルが開発するリアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモ』シリーズの最新作。PlayStation 4向けにはシリーズとして初めてのリリースとなる。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは7月14日、『グランツーリスモSPORT』を10月19日に発売すると発表した。本作は、ポリフォニー・デジタルが開発するリアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモ』シリーズの最新作。PlayStation 4向けにはシリーズとして初めてのリリースとなる。

本作には市販車からレーシングカー、コンセプトカーを含む150台以上の車種が収録される。今年4月にはポルシェとの提携を発表しており、「911 GT3 RS」も登場することが明らかになっている。そしてコースには、実在するレーシングコースやオーバルトラック、ダートコース、首都高速など、17のロケーションの28レイアウトを収録する。ゲームモードには、AIとのレースやタイムトライアルが楽しめるアーケードや、ドライビングスキルを学ぶドライビングスクールやミッションチャレンジなどを含むキャンペーンなどがある。最大24人対応のオンラインでは、レースの主催や参加、観戦が可能。

また本作は、HDR・ワイドカラープロセスといった最新の映像表現を素材制作レベルから取り入れていることも特徴。その結果、HDR対応テレビでなくとも、よりリアリティのある映像を楽しむことができるという。また、スケープス(いわゆるフォトモード)においても、こういったHDR技術や物理ベースレンダリング技術、そしてもちろん高精度な自動車のモデリングによって、風景写真の中に配置した車がまさにその場所に置かれているかのような絵を実現する。ゲームは60fpsで描画され、PlayStation 4 Proでは4K解像度にも対応する。また、本作はPlayStation VRでもプレイ可能で、アーケードモードに専用の「VRドライブ」モードが用意される。

『グランツーリスモSPORT』は、通常版が6900円(税別)で発売されるほか、初回限定版として「リミテッドエディション」が9900円(税別)で発売予定。「リミテッドエディション」には、ドライビングやセッティングのテクニック、自動車の歴史などを収録した「スペシャルブックレット」やゲーム内で使用できる「ステッカーパック」などのほか、「スターターカーパック」として「TOYOTA FT-1 ビジョン グランツーリスモ (Gr.3)」など8台の車が同梱される(ダウンロード版は7900円。スペシャルブックレットの代わりにゲーム内通貨やコンテンツが用意される)。なお、通常版・リミテッドエディションでは共に、早期購入特典として「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ (Gr.1)」など3台が収録された「ボーナスカーパック」がプレゼントされる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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