ジュラシック西部劇『Dino Frontier』8月1日海外発売。神視点で遊ぶPSVR用シミュレーション

Uber Entertainmentは7月11日、PlayStation VR用タイトル『Dino Frontier』を8月1日に海外リリースする旨を発表した。本作は2016年12月の「PlayStation Experience 2016」にてアナウンスされた、神視点で操作する町づくりシミュレーションゲーム

Uber Entertainmentは7月11日、PlayStation VR用タイトル『Dino Frontier』を8月1日に海外リリースする旨を発表した。米国での販売価格は29.99ドル。本作は2016年12月の「PlayStation Experience 2016」にてアナウンスされた、神視点で操作する町づくりシミュレーションゲーム。プレイヤーは入植地のリーダーとして、恐竜たちが暮らす西部のフロンティアを開拓していく。

トレイラーで描かれるように、プレイヤーはテーブルトップ上の世界を神視点で見渡せる。住民に仕事を割り振り、資源を管理しながら町の規模を広げていこう。住民のニーズに応え幸福度を保つことも忘れてはならない。なおフロンティアには動物がいないかわりに、たくさんの恐竜が住み着いている。人々の生命を脅かす危険な存在であるが、彼らと共存する術を学んでいけば、飼いならすことも可能だ。

本作には小型のヴェロキラプトル、植物食のアンキロサウルス、そしてティラノサウルスまで、さまざまな種類の恐竜が登場する。手なずけた恐竜たちと共に盗賊を追い返したり、狩猟に出かけたりと頼もしい仲間でもある。そう、『Dino Frontier』で描かれるのは、「Cowboy」ならぬ「Dinoboy」が活躍し、保安官がプロトケラトプスの背中にまたがりながらパトロールする、「ジュラシック西部劇」の世界なのだ。

Uber Entertainmentは米国のデベロッパーであり、過去にはロボットRTS『Planetary Annihilation』や、PlayStation VRのローンチタイトル『Wayward Sky』を手がけてきたことで知られている。『Dino Frontier』では過去の開発経験を生かしつつ、神の手を使って入植者や恐竜を直接つまみあげたり、地面をつかんで視点を移動したりと、VRに適した直感操作を目指していることが窺える。なお前作『Wayward Sky』は国内リリースされておらず、『Dino Frontier』の国内リリース予定に関しても本稿執筆時点では不明となっている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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