Nintendo Switch版『Cave Story+』オリジナル版のグラフィックが無料アップデートで来月追加へ。リミックスBGMも同時に追加か

Nicalisは7月11日、海外で現在発売中のNintendo Switch版『Cave Story+』について、8月中に無料アップデートをおこない、「クラシックグラフィック」つまりオリジナル版のグラフィックスタイルを追加すると発表した。

Nicalisは7月11日、海外で現在発売中のNintendo Switch版『Cave Story+』について、8月中に無料アップデートをおこない、「クラシックグラフィック」つまりオリジナル版のグラフィックスタイルを追加すると発表した。

『Cave Story+』は、開発室Pixelこと天谷大輔氏がPC向けフリーゲームとして制作した2Dアクション・アドベンチャーゲーム『洞窟物語』をもとに、グラフィックのリマスターを含めたHD化を施すなど、さまざまなアレンジが加えられている。今後予定されている別の無料アップデートでは、『洞窟物語/Cave Story』シリーズとしては初めてオフライン協力プレイにも対応予定だ。

クラシックグラフィック(画像上)とリマスターグラフィック(画像下)

『洞窟物語/Cave Story』は、これまでにWiiやニンテンドー3DSなどの任天堂プラットフォームやSteamでリリースされてきたが、それぞれゲーム内の仕様に細かな違いがあり、そのうちの一つがオリジナルとリマスターのグラフィック変更機能だった。Steam版やWiiWare版でサポートされていたこの機能を、Switch版にも実装してほしいというユーザーの声を受けて、Nicalisは現在取り組んでいることを今月初めにTwitter上で明かしていた。Nicalisはさらに、『The Binding of Isaac: Afterbirth+』などのサウンドトラックを手がけたRidiculonによる本作のリミックス曲を、来月の無料アップデートに含めるべきかファンの意見を聞いている(アンケート内容からするとすでに決定しているようだが)。ちなみに、『Cave Story+』ではサウンドトラックも一新されているが、こちらのオリジナル版との切り替え機能はSwitch版にもすでに用意されている。

海外で先行発売となったSwitch版『Cave Story+』だが、国内ではPikii合同会社からパッケージ版とダウンロード版が、2017年内に発売予定となっている(価格未定)。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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