Wii Uで『牧場物語2』『オウガバトル64』のバーチャルコンソール配信が開始

任天堂はバーチャルコンソールにて、『牧場物語2』『オウガバトル64』の配信を開始した。

任天堂はバーチャルコンソールにて、『牧場物語2』『オウガバトル64』の配信を開始した。価格は両作ともに1028円(税込)。なお海外のパブリッシャーであるNatsumeより移植が難しいと伝えられてきた『牧場物語2』は、今年2月に北米・欧州でバーチャルコンソールでの販売が実現していた(関連記事)。

『牧場物語2』は1999年にNINTENDO64向けにリリースされた『牧場物語』シリーズ3作目となるタイトル。従来の作品とは異なり、シリーズで初めて3Dビジュアルを採用、イベント要素や各種ゲームプレイを拡充して前作から大幅な進化を果たした。同年にPlayStation向けにリリースされた『牧場物語 ハーベストムーン』と並んで、現在もシリーズファンからの評価が高いタイトルとなっている。なお『牧場物語2』と『ハーベストムーン』はほぼ似た内容ではあるものの、一部の登場人物の設定が大きく異なっているため、未プレイの牧場主はそこを楽しんでみるのもいいかもしれない。

また『オウガバトル64』は、『牧場物語2』と同じく1999年にリリースされた「オウガバトル」シリーズの3作目。こちらは全8章の「オウガバトルサーガ」の第6章にあたる作品で、パラティヌス地方を舞台に兄妹な宗教国家ローディス教国からの独立が描かれる。ゲームシステムは前作『タクティクスオウガ』からいくつかの要素を引き継ぎつつ、初代『伝説のオウガバトル』をベースにしたような内容となっている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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