ジョン・ロメロが『DOOM II』のオリジナル版フロッピーを出品、3150ドル(約35万円)で落札

『DOOM II』のゲームデザイナーとして知られるジョン・ロメロ氏が、海外のオークションサイト「eBay」に同作のオリジナル版フロッピーディスクを出品した。3.5インチの5枚組フロッピーディスクには83回におよぶ入札があり、最終落札額は3150ドル、日本円にしておよそ35万円となっている。

『DOOM II』のゲームデザイナーとして知られるジョン・ロメロ氏が、海外のオークションサイト「eBay」に同作のオリジナル版フロッピーディスクを出品した。3.5インチの5枚組フロッピーディスクには83回におよぶ入札があり、最終落札額は3150ドル、日本円にしておよそ35万円となっている。

『DOOM II』は1994年にMS-DOS向けにリリースされたFPS。前作『DOOM』から基本的なゲームデザインは継承しつつ、『DOOM』シリーズの代名詞であるスーパーショットガンや新たな敵の数々を追加、マップが広大・複雑になり難易度は前作以上にアップしている。FPS黎明期の名作として必ず名の挙がる作品で、現在でもWad(『Doom』におけるModに近いもの)が作成されるなど根強い人気を誇っている。

なお5枚組でインストールすることになる3.5インチディスクだが、当時は2HDと呼ばれる形式が1.44メガバイト、2DDと呼ばれる形式が720キロバイトの容量となっていた。eBayではほかにも『DOOM』関連の商品がやり取りされており、国内でのみ発売となったスーパーファミコン版『DOOM』は箱付きの物が100ドル以上でやり取りされている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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