Valveが新たなSteamVR用コントローラー「Knuckles」の概要や導入方法を公開。各指の動きを個別にトラッキング可能

Valveは6月24日、現在開発中のSteamVR用コントローラー「Knuckles」の概要を公開した。KnucklesはHTC Vive(もしくは追加のViveベースステーション)と同期させて使用するグリップ型コントローラーだ。HTC Viveにも同じくグリップ型のコントローラーが標準で付属しているが、Knucklesは指の動きをトラッキングできるという特徴がある。

Knucklesは、Viveコントローラーからトラッキングセンサーが仕込まれた先端のリング状の部分を取り除いたような形をしているが、親指を置く位置にある丸いトラックパッドや、人差し指で操作する背面のトリガーはそのままだ。そして最大の特徴は、グリップ部分の中指・薬指・小指が当たる位置に、それぞれタッチセンサーが一つずつ搭載されていること。これらをすべて利用することによって、それぞれの指の状態を個別に判別することができるというわけだ。

指の位置情報を取得しているわけではないので、細かな動きには対応しないが、握っているか開いているかを指単位で判別できることで、ゲーム内で何かを掴んだり、指したりといった表現が可能になる。Knucklesにはストラップが装備されており、手のひらをグリップ部分に押し付けるように締めて固定できるため、手を完全に開いてもKnucklesが落下する心配はない。Knucklesは充電式で、現時点では3時間使用できるだけのバッテリーを搭載している。マイクロUSB経由で充電し、満充電まで約1時間とのことだ。

Valveは、個人または法人の開発者向けに「Knuckles Dev Kit」を提供する予定。Knucklesは、現時点ではSteamVR Betaでのみサポートされているため、利用したい場合はSteamクライアントのライブラリにあるSteamVRのプロパティから、SteamVR Betaへの参加をあらかじめ申し込んでおく必要がある。詳しい導入方法は、Steamコミュニティページを参照されたい。なお、 Knuckles Dev Kitの提供開始時期や価格については現時点では不明だ。

Knucklesを検知するとSteamVR Homeにキャリブレーション画面が表示される。さまざまなハンドサインが可能であることが分かる

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