シリアスサム新作『Serious Sam’s Bogus Detour』がSteamで発売。最大12人での協力・対戦プレイ対応のトップダウンシューター
Devolver Digitalは6月20日、『Serious Sam’s Bogus Detour』をSteamで発売開始した。価格は1480円で、6月28日までは1332円で購入可能。本作は、ハック&スラッシュ・アクションゲーム『Hammerwatch』の開発元Crackshellが、おなじみ『Serious Sam(シリアスサム)』を題材にして開発した2Dアクション・アドベンチャーゲームだ。
本作は『Hammerwatch』のようなトップダウンシューターで、主人公のサムは美しい地中海地方や化学兵器研究所、月面基地などを舞台に、大量に襲い来る「KAMIKAZE」などのモンスターに対して銃弾の雨あられを喰らわせる。デフォルメされたドット絵グラフィックながら、大量の血と肉片が散乱する様子は『Serious Sam』ならではだ。敵を倒し進めるとサムはレベルアップするほか、マップ内で獲得したスターを消費することで、サムの基本能力や武器の性能などを強化できる。
ゲームモードは、ソロもしくは最大4人までの協力プレイに対応する「キャンペーンモード」、最大12人で「Deathmatch」などの対戦ルールを楽しめる「バーサスモード」、そしてソロもしくは最大12人でモンスターの波状攻撃に立ち向かう「サバイバルモード」が収録。マルチプレイでは、フレンドリーファイアを有効にしたり、ライフを無限にしたりといったゲームルールのカスタマイズが可能だ。また本作はModにもフル対応しており、実際の開発で使用されたゲームエディターがユーザーに提供される。
Croteamが生み出した『Serious Sam』シリーズにおいては、さまざまなインディースタジオがそれぞれの得意分野を活かした派生作品を手がけており、たとえば『Nuclear Throne』などで知られるVlambeerは『Serious Sam: The Random Encounter』を、『Shoot 1UP』などで知られるMommy’s Best Gamesは『Serious Sam: Double D』を発売している。いわゆるシェアード・ワールドという手法で、これらは「Serious Sam Indie Series」として展開されている。今回発売された『Serious Sam’s Bogus Detour』は、久々の新作としてラインナップに加わることになった。