古代都市を築き上げる都市開発シミュレーション『Ancient Cities』Kickstarterキャンペーン進行中。原始時代からローマ中世まで
Uncasual Gamesは、都市開発シミュレーションゲーム『Ancient Cities』のKickstarterキャンペーンを進行中だ。14日間の短い期間で初期目標額10万ユーロの獲得を目指しており、残り6日間を残して3万5580ユーロの支援が集まっている。25ユーロ以上を支払えば、2018年12月配信予定とされているSteam版を手に入れることができる(製品版は40ユーロとなる予定)。
先日も兵士で紹介した『Ancient Cities』は、新石器時代後期(日本における縄文時代)における人類を率いて文明都市を築き上げるシミュレーションゲームとなっている。プレイヤーは人々に指示を出して木材や食料などを集め、いくつもの建物を築き、さらに新たな技術を学んで時代と共に都市を発展させていく(関連記事)。
天候変化や季節・昼夜のサイクル、さらには侵略者や野生生物との戦闘に、自然災害なども搭載するという『Ancient Cities』。かなりゴージャスな内容の都市開発シミュレーションとなっており、その実現性にはいささか不安を感じるところだが、開発陣は今回のKickstarterキャンペーンにおいて解決策を提示。それぞれの時代やゲーム機能を一度に開発するのではなく、拡張パックとして順次リリースすると予告している。現時点では「青銅器時代」「Mighty Ur」「古代ギリシャ」「エジプト」「ローマか中世」の時代が挙げられており、実現すれば『Civilization』のような長大な都市建設シミュレーションとなりそうだ。
なおUncasual Gamesは無名の新興デベロッパーとなっており、現時点で参加スタッフの過去のキャリアなどは明らかにされていない。カスタムエンジンで描写されているというビジュアルは非常に美麗だが、ゲーム自体が現在提示しているビジョンまで完成するかどうかは、慎重に考慮しておこう。