オフロードレーシングゲーム『DiRT 4』Steamで発売開始。オリジナルコースを作成できる新機能を搭載
Codemastersは6月9日、オフロードレーシングゲーム『DiRT 4』のSteam版を発売した。価格は6080円。海外ではPlayStation 4/Xbox One向けにも発売されており、これらコンソール版は、国内ではユービーアイソフト株式会社から7月27日に日本語版が発売される予定。なお、今回発売されたSteam版は日本語に対応していない。
本作は、2015年に早期アクセス販売を経て正式リリースされた『DiRT Rally』に続くシリーズ最新作だ。シミュレーター寄りに調整された『DiRT Rally』に対して、ナンバリングの前作にあたる『DiRT 3』ではカジュアル寄りに調整されていたが、本作ではカジュアル・シミュレーターどちらにも対応できるよう、プレイヤーの好みに合わせてハンドリングモデルの設定を切り替えることができる。
ゲームモードにはキャリアモードのほかに、カリフォルニア・ネバダ・メキシコのショートコースを舞台とするランドラッシュ、また『DiRT 3』にも収録されていたジョイライドなどがプレイできる。初心者向けには、アメリカ・ワシントン州に実在するDirtFishラリースクールでテクニックを学ぶDiRTアカデミーも用意されている。オンラインプレイは最大8人まで対応し、デイリー/ウィークリー/マンスリーチャレンジも配信される。
登場車種は最新のモデルから、Mitsubishi Lancer Evolution VIやSubaru WRX STI NR4といった往年の名車まで50車種以上を収録。コースには、オーストラリア・スペイン・ミシガン・スウェーデン・ウェールズの5か所のロケーションが用意されるほか、FIA世界ラリークロス選手権公式ゲームとして2016年大会のラリークロスコース(モンタレグレ・ロエアック・ヘル・ヘルエス・リッデンヒル)を再現して収録している。
さらに本作では、シリーズ初の機能として「Your Stage」と呼ばれるコースエディット機能が搭載されている。これはロケーションと時間帯、天気を選択し、コースの長さや複雑さを設定するだけで、簡単にオリジナルのコースが作成できるというものだ。コースは設定に従ってランダムに生成されるため、気に入ったコースができるまで何度でも試すことができる。作成したコースはフレンドと共有することも可能だ。
なお、日本語版を販売する予定のユービーアイソフトは、PC版に関しては公式サイトなどで対象プラットフォームとして記載していない。コンソール版の国内発売に合わせて、Steamで日本語対応アップデートを提供するなどの配慮をぜひ期待したい。