Devolver Digitalが『The Swords of Ditto』を発表。プレイするたびに新たな勇者が生まれる協力プレイ対応アクションRPG
Devolver Digitalは6月6日、イギリスに拠点を置くインディースタジオonebitbeyondが手がけるアクション・アドベンチャーRPG『The Swords of Ditto』を発表した。PC(Steam/GOG)/PlayStation 4向けに2018年前半の発売を予定している。
本作は、かわいらしいカートゥーン調のグラフィックスタイルが特徴だ。のどかで美しいDittoアイランドを舞台に、Mormoと呼ばれる悪魔とその家来に立ち向かう伝説の勇者たちの物語が描かれる。
ゲームは2Dの『ゼルダの伝説』シリーズのような見下ろし型視点のアクションRPGとなっており、Mormoを倒すというメインクエストのほかに、さまざまなサイドミッションも用意されているという。バトルでは剣や弓といった基本的な武器だけでなく、レコードをフリスビーのように投げたり、魔法のゴルフクラブを振るったり、あるいは天国から踏み抜く巨大な足を召還するなどユニークな攻撃手段も用意されている。勇者およびその装備は、ステッカーを発見して装着することによって強化したり、能力を付加することができる。
“勇者たちの物語“と前述したとおり、本作に登場する勇者は一人ではない。上に掲載したトレイラーを見て気付いた方もいると思うが、冒険の途中で死んでしまった場合(あるいは見事Mormoを倒した場合でも)、その冒険の軌跡はDittoアイランドの歴史に刻み込まれ、次なる勇者の誕生に繋がるのだ。先代の勇者のプレイ内容によっては、次の勇者は遺された武器やアイテムを発見できたり、あるいはマップ内に新たなモニュメントが建立されていたりと、同じ冒険を繰り返すことにはならないという。
本作はシングルプレイのほか、ローカル協力プレイにも対応する。ダンジョンでの謎解きなどに、協力プレイならではの要素が存在するようだ。また、トレイラーのアニメーションパートで二人の勇者がハグをする場面があるが、これはゲーム内でも実際に使用できる要素で、協力プレイ時に片方のプレイヤーがやられてしまった場合、もう片方のプレイヤーが駆け寄ってハグをすることで復活させることができる。
開発元のonebitbeyondは、Curve Digitalのクリエイティブ・ディレクターとして『Stealth Inc』シリーズなどを手がけた実績を持つJonathan Biddle氏が設立したスタジオで、本作は彼らの処女作として、YoYo Gamesが提供するゲームエンジンGameMakerを用いて、2015年から開発が進められている。本作のゲームプレイは、日本時間6月13日午前9時からTwitchの公式チャンネルで披露される予定だ。