Indiegalaは6月6日、オープンワールド・サバイバルアクションゲーム『Die Young』のSteamでの早期アクセス販売を開始した。価格は1480円で、13日までは1332円で購入可能。Indiegalaはゲーム販売サイトとして知られているが、近年は自らゲームの販売・開発にも乗り出しており、Unreal Engine 4を利用して開発中だ。
本作の舞台は、地中海に浮かぶ孤島。主人公は裕福な家庭に生まれた若い女性で、ある夏の日、セレブの友人たちとのバカンスの際にこの島を訪れた。皆そこがどういう島であるかは何も知らず、ただビーチ遊びを楽しむだけのはずだった。
*アルファ版のゲームプレイトレイラー
ゲームは一人称視点のシングルプレイ。楽しいバカンスから一転、何者かに誘拐され一人囚われた悪夢のような状況から始まる(アルファ版では枯れ井戸の底で主人公は目を覚ました)。友人たちの姿はなく、助けを呼んでも返事はない。プレイヤーは誰かが残した手描きの島の地図を頼りに、島から無事脱出することを目指す。
舞台となる島は、廃屋や遺跡のようなものが点在する自然豊かな環境で、人の気配はほとんどない。しかし、武器を手に彼女を“狩ろう”とする謎の男たちが徘徊しており、また野犬や毒ヘビなど凶暴な動物も存在する。本作は、当初は敵に対しては逃げるのみとしていたため、茂みの中で身を潜めて敵をやり過ごすなどステルスプレイが基本となるが、島を探索する中で見つけたナイフやレンチなどの工具、あるいは集めた素材を組み合わせて作った武器で攻撃できるようになった。なお、こういった武器は一定回数使用すると壊れてしまう。ゲーム中には武器を作る素材だけでなく、体力を回復させるための食料や、のどを潤すための水なども確保しなければならない。摘んだハーブを調合することで薬を作ることもできる。島から逃れるまで生き抜いていくためのサバイバルが本作の大きな要素の一つになっている。
ロッククライミングをたしなむ彼女は崖を登ったり、足場から足場へジャンプしたりといったパルクールのようなアクションをこなす。ゲームではその高い運動能力を活かして、脱出のヒントを求めて島のさまざまな場所を探索する。また島の中には敵ではない人間も住んでおり、そういった人たちに出会うことで、この島の秘密など本作のストーリーが少しずつ明らかになっていくという。なお、走ったりパルクールをしたりといったアクションはスタミナを消費する。そのため、たとえば崖を登る際には手数の少ないルートを選ばないと、途中で力尽きて落下死してしまう。スタミナは体力やのどの渇きとともに、常に気を配るべきステータスだ。
*アルファ版での戦闘システム紹介動画
今年3月から販売されていたアルファ版では、島の大きさは約5平方kmで、25種類ほどのミッション(達成目標)が用意されていたが、今回の早期アクセス版では島は約12平方kmに拡大されており、これから合計70種類のミッションが順次追加されていく。また敵は人間が2種類、動物が4種類登場するが、こちらはそれぞれ2倍にすることを目標としている。そのほかドラッグによる幻覚症状や、環境破壊要素、トラップ、ボスキャラクターなどの追加が今後予定されている。