中世の東欧が舞台のRPG『Kingdom Come: Deliverance』戦火を予感させるトレイラー公開、6月9日に新情報解禁へ

 

チェコに拠点を置くデベロッパーWarhorse Studiosは、『Kingdom Come: Deliverance』の新たなトレイラーを公開した。トレイラーでは広大な自然や人々が住む街の様子が映し出され、そうした平和な領土を侵攻せんとする大勢の軍隊が登場する。また映像の最後には6月9日にグローバルアナウンスがあるという告知がなされている。E3に先駆けて新情報が解禁されるのだろうか。

『Kingdom Come: Deliverance』は15世紀のボヘミアを舞台としたオープンワールドRPGだ。本作のシナリオは史実をもとに展開されるといい、現実性を重要視しているとのこと。主人公の起こす行動はゲーム内に反映され、人々からの評価はゲームプレイや物語を変化させる。また行動だけでなく会話も人間関係を大きく変動させるので、プレイヤーは中世を生きる傭兵として責任感のある言動をしなければならない。慈悲を与えてカリスマとなるか、暴虐を尽くすことで悪名高き戦士となるかはプレイヤー次第。ゲーム内には時間が流れているので、時間に合わせて変化する街の人々の行動を観察するのもひとつの楽しみだろう。

Warhorse Studiosは『Mafia』シリーズの第一作目及び二作目のシナリオを担当したDaniel Vávra氏が中心となって結成されたスタジオで、Bohemia Interactive やCodemasters にプロデューサーとして在籍していたMartin Klíma氏も所属している。ファンタジーを排除した中世を舞台としたRPGとして注目を集めており、PCのほかにもPlayStation 4とXbox Oneでもリリースされる。発売時期は2017年となっているので、6月9日にはリリース日が発表されるかもしれない。