シャンティ最新作『Shantae: Half-Genie Hero』Nintendo Switch版の海外発売日が決定。HD振動を活かしたイベントを収録

WayForwardは6月2日、『Shantae: Half-Genie Hero』のNintendo Switch版を6月8日に北米と欧州で発売すると発表した。本作はKickstarterキャンペーンの成功を受けて開発された、同スタジオを代表する『Shantae(シャンティ)』シリーズの最新作。

WayForwardは6月2日、『Shantae: Half-Genie Hero』のNintendo Switch版を6月8日に北米と欧州で発売すると発表した。本作はKickstarterキャンペーンの成功を受けて開発された、同スタジオを代表する『Shantae(シャンティ)』シリーズの最新作。これまで幅広いプラットフォームで発売されており、国内ではSteamXbox One向けに日本語版が発売中だ。

本作の主人公は、ジーニー(精霊)と人間のハーフの女の子シャンティ。彼女はスカットル・タウンに住み、ガーディアン・ジーニーとして街の平和を保つ仕事をしている。ある日、シャンティはレリックハンターのミミックおじさんを訪ねると、彼は電力を生み出して街を安全にするための装置ダイナモを製作していた。完成までにはまだ足りないパーツがあるため、彼女はそれを集める手伝いを始める。しかし、シャンティのライバルである女海賊リスキィ・ブーツが襲ってくるなど、厄介ごとが後を絶たない。正義感の強いシャンティは、困っている人たちや街の平和のために奔走する。

ゲームは2.5Dの横スクロール・アクションで、シャンティは長い髪をメインの武器にして戦う。彼女はベリーダンスを踊ることでさまざまな動物に変身することができ、ステージの最後に登場するボスを倒せば、変身できる種類が増える。動物によってスキルが異なり、たとえばサルなら壁を登れたり、狭い通路に入り込めたりでき、カニであれば水の中を進むことができる。ステージ内には通常の彼女の能力ではたどり着けない場所が多々あるため、変身できる動物が増えるたびにクリア済みのステージをふたたび訪れることで新たな発見がある。

『Shantae』シリーズはこれまでドット絵グラフィックであることが特徴だったが、本作ではイラストをベースにしたグラフィックに全面的に変更されている。キャラクターデザインは前作『Shantae and the Pirate’s Curse(シャンティ 海賊の呪い)』に引き続きKOUこと矢部誠氏が担当しており、シャンティをはじめとしたキュートなキャラクターたちの活き活きと動くアニメーションが本作をより魅力的なものにしている。

*昨年発売された他機種版のローンチトレーラー

WayForwardによると、今回発売されるSwitch版にはHD振動を活かしたイベントが150種類以上収録されているとのこと。また、今年の夏にはリスキィ・ブーツを主人公とするDLCの配信が予定されており(他機種にも配信される)、それに合わせてXSEED GamesはSwitch向けの同梱パッケージ版を北米で発売する。このDLCにはオリジナルのストーリーが収録され、新たなステージや敵が登場するが、“シャンティモード”のステージもプレイ可能。リスキィ・ブーツは海賊ならではの装備やアクションを持っており、シャンティとはまったく異なるゲームプレイになるようだ。このDLCの全貌はE3 2017で披露される予定となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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