PC版『Vanquish』の配信がSteamで開始。当初は格闘要素も多く盛り込む予定だったなど、開発裏話を語る映像も公開

セガはPC版『Vanquish』の配信をSteamにて開始した。価格は2190円。『Vanquish』は2010年10月にPS3/Xbox 360向けに配信されたプラチナゲームズ開発のTPS作品で、約7年の時を経てPC向けに移植されたこととなる。

セガはPC版『Vanquish』の配信をSteamにて開始した。価格は2190円。『Vanquish』は2010年10月にPS3/Xbox 360向けに配信されたプラチナゲームズ開発のTPS作品で、約7年の時を経てPC向けに移植されたこととなる。なお先日には同じくプラチナゲームズ開発の『ベヨネッタ』がSteamにて配信されていた(関連記事)。

PC版『Vanquish』は日本語字幕・吹き替えに対応しているほか、4K解像度や制限無しのフレームレート、多数のグラフィックオプションやSteamの各機能に対応している。ビジュアルのアップグレードやゲームプレイの改善などは施されていないが、当時プレイしなかったユーザーが触れるには最適のバージョンになっているといえるだろう。

なおPC版の配信に合わせて、欧州セガのYouTubeチャンネルにてデベロッパーダイアリー映像も公開。『Vanquish』のプロデューサーを担当したプラチナゲームズの稲葉敦志氏などが当時の開発を振り返り、カバーアクションではなくスライディングアクションにフォーカスした本作のコンセプトの成り立ちや、もとはシューティングと同様に格闘要素も盛り込む予定だったという裏話などが披露されている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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