Xbox Game Passが海外で6月1日からサービス開始。月額9.99ドルで100タイトル以上のゲームがXbox Oneでプレイし放題
マイクロソフトは5月24日、Xbox One向けの新たなサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」について、6月1日から全世界31か国でサービス開始すると発表した。残念ながらここに日本は含まれていないが、対象国はじきに拡大していくとしている。なおXbox Liveゴールドメンバーであれば、早期アクセスとしてすでに利用可能。14日間の無料体験も用意されている。
Xbox Game Passは、月額9.99ドルを支払うことで用意された100タイトル以上のカタログから好きなゲームをダウンロードしてプレイすることができるサービスだ。海外ではXbox版Netflixと表現されることも多いが、PlayStation NowのXbox版とも言えるだろう。ただしXbox Game Passのゲームはストリーミングではなく、通常購入した時と同じようにダウンロードしてからプレイすることになる(関連記事)。
プレイ可能なゲームは、マイクロソフトを含め国内外のメーカーが提供するXbox Oneタイトルや、後方互換によりXbox One上でプレイ可能なXbox 360タイトルだ。米国においては、現時点で以下の112タイトルがラインナップされている。『Halo 5: Guardians』や『Gears of War』シリーズ、『BioShock』シリーズなどの大型タイトルから、小規模なインディーゲームまで幅広く取り揃えている。ゲームは毎月追加される予定で、カタログはどんどん拡大していく(メーカーの意向によって配信終了となる場合もある)。またXbox Game Pass加入者には、カタログ内のゲーム本編および関連DLCを割引価格で購入することができる特典もある。
一部大手メーカーが参入していなかったり、最新タイトルは除外されているなど気になる点はあるものの、月額わずか9.99ドル(約1100円)でこれだけのゲームが遊び放題というのは非常に魅力的なサービスだ。マイクロソフトのXbox事業責任者Phil Spencer氏は以前、Xbox Game Pass向けに新作タイトルを配信したいと言及しており、サービス提供開始されたいま、その動向が気になるところだ(関連記事)。日本国内でも早期にサービス開始されることを期待したい。