『Mirage: Arcane Warfare』Steamで販売開始。魔法と『Chivalry』の剣戟が融合したマルチプレイ対戦アクション

『Chivalry』の開発元であるTorn Banner Studiosは5月24日、『Mirage: Arcane Warfare』をSteamで販売開始した。価格は2980円で、6月22日までは2682円で購入可能だ。

Torn Banner Studiosは5月24日、『Mirage: Arcane Warfare』をSteamで販売開始した。価格は2980円で、6月22日までは2682円で購入可能だ。また、キャラクターに装備できる特別なマスクやサウンドトラック、さらに『Chivalry: Medieval Warfare』本編などを収録した「Special Edition」も発売されており、こちらは3980円(6月22日までは3582円。980円で通常版からアップグレードも可能)。

本作はスキルベースのマルチプレイ対戦アクションゲームで、Torn Banner Studiosの代表作『Chivalry: Medieval Warfare』で確立された一人称視点の剣戟アクションに加え、さまざまな魔法を駆使した戦いが特徴だ。アラブやペルシャをイメージした架空の世界を舞台にしており、ここでは「Azar Cabal」と「Bashrahni Emirate」という二つの勢力が内戦を繰り広げている。プレイヤーは、このいずれかの勢力の一員として対戦をおこなう。

プレイヤーが選択できるキャラクタークラスは現時点で6種類ある。魔法の絨毯が使用可能で、攻撃・サポート両方の能力を兼ね備える「Entropist」、頑強な防御力でチームをサポートする「Vigilist」、機動性を活かして敵を切り裂くアサシンの「Vypress」、強力な打撃攻撃を繰り出す屈強な戦士「Taurant」、魔法での攻撃を得意とする「Alchemancer」、そして防御系のトラップを扱い、より大きな敵をも翻弄する「Tinker」だ。プレイヤーはこれらスキル・ステータスの異なるクラスから選択し、さらに服装や髪型などキャラクターのカスタマイズが可能。またプレイヤーのその都度の感情を表現する手段として、キャラクターボイスもさまざま用意されている。

ゲームモードは「Arena」「Jinn Delivery」「Team Objective」「Glyph Control」「Ark Escort」「10対10 Team Deathmatch」の6種類。マップは全27種類収録され、たとえば3対3でプレイする「Arena」モードでは、近距離でのハイペースな戦いに特化した小規模な6種類のマップが使用される。

本作はアルファ・ベータテストを含め3年の開発期間を経て完成した。Torn Banner Studiosは、『Chivalry』の戦闘システムを本作の核として位置づけつつ、アビリティベースの魔法を加えたことによって、ゲームのメカニクスはより深みを増したと自信を見せている。『Chivalry』ファンの方はもちろん、魔法と剣戟アクションの融合に興味を持った方はチェックしてみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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