アリーナ型マルチプレイFPS『LawBreakers』PS4版がリリース予定。機動力と固有アビリティで戦場を制せよ

Boss Key Productionsは5月22日、アリーナ型マルチプレイFPS『LawBreakers』について、PlayStation 4版(ダウンロード限定)をリリース予定である旨を発表し、同日Cliff Bleszinski氏による北米PlayStation.Blogへの寄稿も公開された。

Boss Key Productionsは5月22日、アリーナ型マルチプレイFPS『LawBreakers』について、PlayStation 4版(ダウンロード限定)をリリース予定である旨を発表し、同日Cliff Bleszinski氏による北米PlayStation.Blogへの寄稿も公開された。現時点では海外版の発表のみ。2015年8月のプロジェクト発表時にはF2Pモデルでの開発が進められていた作品だが、その後コミュニティからのフィードバックを踏まえて、従来通りのPay-to-Playモデルに変更。PlayStation 4版の販売価格は29.99ドルを予定している。

本作では天変地異により重力が変動した地球を舞台に、平和維持組織「LAW」と犯罪シンジケート「BREAKERS」の争いが描かれる。重力を無視したダイナミックな空中移動、背後撃ち、キャラクターごとに異なる武器・アビリティを駆使してチームバトルを制せよ。ビジュアルは近年見られるカートゥーン調のクラスベース・シューターとは異なる大人向けのテイストで、Cliff Bleszinski氏がPCGamerとのインタビューで語ったところによると「『Halo』や『Call of Duty』『Battlefield』のプレイヤーに向けたキャラクターベースのFPS」を目指している。

これまでには計9体のプレイアブルキャラクターが紹介されてきた。スライディングや高速ダッシュからの攻撃を得意とする「Wraith」、一定の距離まで瞬時にワープ(ブリンク)する2丁銃使いの「Gunslinger」、敵のアビリティ発動を封じるEMPを持った「Enforcer」など、キャラクターによって戦闘スタイルが異なる点はもちろんのこと、ヒーラーの「Battle Medic」にグレネードランチャーを装備させているように、従来のクラスやロールの概念に縛られないキャラクターづくりが進められているようだ。

ゲームモードとしては、16ポイント先取のドミネーション型「Turf War」、キャプチャー・ザ・フラッグ形式の「Overcharge」、マップ上にドロップされる球体を自陣まで運ぶ「Blitzball
が紹介されてきた。3月および5月にはベータテストを実施し、着実に開発ステージを進めている『LawBreakers』。対象プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4で、リリース時期は2017年内を予定している。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

Articles: 1953