『Ben and Ed – Blood Party』がSteamで早期アクセス販売開始。ゾンビだから許されるグロ表現満載の協力プレイ対応アクションゲーム


ドイツに拠点を置くインディースタジオSluggerflyは5月19日、『Ben and Ed – Blood Party』をSteamで早期アクセス販売開始した。価格は1480円。同スタジオは2015年に3Dアクションゲーム『Ben and Ed』を発売しており、本作はその続編となる。

本作の主人公は元マラソンランナーであり元人間のEd。心臓発作で死んでしまったが、ゾンビとして蘇った。そしてもう一人の主人公は孤独な少年Ben。彼はひょんなことからゾンビのEdと友人になる。ある日、二人のことを聞きつけた富豪で数々のテレビ番組を手がけるHansは、Benを誘拐して新番組の賞品にし、Edにその番組に参加させるよう仕向けた。

その番組は、さまざまな障害物をアクションを駆使して越えていくバラエティゲームショーで、日本の番組でいうと「風雲!たけし城」や「SASUKE」のようなものだろうか。しかし、HansがEdに目をつけたのは体力勝負のアクションをさせたいからではなく、ゾンビであるが故に許される、残虐極まりないトラップが待ち受ける趣味の悪いショーだからだ。トレイラーでも確認できるように四肢断裂は当たり前。身体が真っ二つになっても、頭部だけになっても競技が続くようにグロ表現が満載だ。

前作はシングルプレイゲームだったが、本作は最大4人でのオンラインマルチプレイに対応し、互いに競い合ったり、時に協力し合ったりしてゴールを目指してレースする。プレイヤーキャラクターとなるゾンビは、エディターで自分好みの見た目にカスタマイズ可能。またレベルエディターも用意されているので、自由にトラップを配置してオリジナルのコースを作成可能だ。そうして作り上げたコースは、Steam Workshopを通じてほかのプレイヤーと共有することができる。

ゾンビだとは分かっていても、ゲームプレイ映像はなかなかショッキングだ。しかし、こういったゴア表現を仲間と笑い飛ばしながらプレイするのが本作の楽しみ方なのだろう。興味のある方はチェックしてみてはいかがだろうか。