アクションホラーゲーム『Sundered』かつて人類の望みを託した兵士が敵として現れる最新トレイラーが公開


Thunder Lotus Gamesは5月15日、『Sundered』の最新トレイラー「Resist」を公開した。本作は今年2月、Kickstarterで初期目標の約8倍の資金を集めることに成功し、開発が続けられているメトロイドヴァニアタイプのアクションホラーゲームだ(関連記事)。

これまでに公開されてきたトレイラーでは、洞窟や遺跡のようなロケーションでの戦いが収められていたが、今回は研究所なのか工場なのか、近代的な人工施設が初めて披露されている。本作はちょうどベータ段階に入ったところで、このトレイラーはその内容を紹介するものでもある。

トレイラーでは主人公の女性Esheが襲い来るモンスターと戦っているが、そのモンスターはこれまでに登場したものとは異なる、機械のような姿であることが確認できる。そして最後には本作の特徴の一つともいえる、Esheが豆粒のように見えるほどの超巨大な新ボスとの大迫力の戦いが収められている。また、冒頭から交戦中の無線のような音声が入っているが、これはValkyrieと呼ばれる組織のLeonard Waters将軍の声で、映像の内容と直接関係はないが意味深げな内容となっているのも気になるところだ。

この世界の人類文明は衰退の一途をたどり、最終的に惑星規模での文明崩壊に至ってしまった。そこで残された人類は、新たなユートピアを探すため勇敢な軍人や研究者を集め、人類文明再興の期待を託した。その組織がValkyrieだ。疲弊した土地ばかりで生き抜くのがやっとの毎日を送る中、彼らは奇妙な地下都市を発見する。とても繁栄しており、そこで暮らす人々は聞いたことのない神を崇め、自らをEschatonと名乗った。

モンスターと化したValkyrie兵

地上は荒れ果てているにもかかわらず、なぜここはエネルギーに満ちているのか。Waters将軍は輝く多面体の物体の存在がEschatonに力を与えていることに気付き、その力を欲するようになる。それがどのような結果を招くのかは前述の緊迫した無線に繋がるようだが、真実はゲーム本編で明かされるだろう。ただ一つ分かっていることは、今回公開されたトレイラーでEsheが戦っている機械のようなモンスターはかつてのValkyrie兵であるということだ。

本作は、7月にPlayStation 4/Windows/Mac/Linux向けに発売予定。日本語への対応も予定されている。