初代Xboxの3Dアクション『ファントムダスト』がXbox OneとWindows 10で明日リリースへ。価格はなんと基本無料に

Xboxのマーケティング担当者Aaron Greenberg氏は、Xbox OneとWindows 10向けにリマスター版『Phantom Dust(ファントムダスト)』を、現地時間の明日にもリリースすると発表した。なんと価格は無料になるとのこと。

Xboxのマーケティング担当者Aaron Greenberg氏は、Xbox OneとWindows 10向けにリマスター版『Phantom Dust(ファントムダスト)』を、現地時間の明日にもリリースすると発表した。なんと価格は無料になるとのこと。

『ファントムダスト』は2004年にリリースされたタイトルで、『パンツァードラグーン』シリーズの生みの親である二木幸生氏が開発の指揮を取った。記憶を奪う粒子「ファントムダスト」のために人類が地下に住むようになった世界で、プレイヤーはカプセルから蘇った素性不明の謎の主人公を操作し、世界を調査する組織「ヴィジョン」とともに地上の探索へ向かうことになる。トレーディングカードに影響を受けた3Dアクションが特徴で、300種類以上のスキルを組み合わせてモンスターたちと戦う。

Xbox One/Windows 10版『ファントムダスト』はグラフィックの強化などは施されていないが、Xbox One版は16:9の1080p、Windows 10版は4K解像度にてプレイすることが可能。このほかにも、前述したスキルの組み合わせ(アーセナル)がクラウドサーバー上で管理するように変更されており、状況に応じて即座にゲームバランスを変更していくという。またミッションを3回失敗した場合には、そのミッションをスキップすることも可能となる(関連記事)。

なお先日のPolygonによる記事では、同作では無料・有料のDLCが配信されていくことが明らかにされていた。『ファントムダスト』はオンラインマルチプレイヤーの対戦にも対応しており、オリジナル版ではシングルプレイヤーで獲得したスキルが使用可能だったが、Xbox One/Windows 10版ではDLCとして購入することができる。今回の無料配信は、この有料DLCで収益を挙げていくという考えなのかもしれない。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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