CD PROJEKT REDは5月11日、現在PC/Xbox One向けに実施している『GWENT: The Witcher Card Game』のクローズドベータテストについて、その参加受付を今週末をもって終了すると発表した。ベータテスト版のゲーム自体は、これまでに招待されているプレイヤーや、今から登録して受付終了までの間に招待されたプレイヤーは引き続きプレイできる。
本作は、『The Witcher 3: Wild Hunt』のゲーム内に登場したコレクティブルカードゲーム「GWENT」をベースに、単体のゲームとしてリリースすべく開発されている。ゲームは3ラウンド制で、2ラウンドの先取を目指す。プレイヤーはカードデッキを組み、そこから引く10枚を手札にプレイする。カードにはそれぞれ攻撃力が設定されており、またバフ/デバフの効果を持つカードもある。そして場に出したカードの攻撃力の合計が最終的に多い方がそのラウンドの勝者となる。ゲームモードはオンラインでのカジュアル/ランクマッチのほか、AIを相手にした練習モードや、エピソード形式で提供されるシングルプレイのストーリーモードが収録される予定だ。
今回の発表の中で本作の開発ディレクターを務めるBenjamin Lee氏は、ベータテスト期間中には各カードの役割やゲームの流れをこまめに見直すなどバランス調整を重ね、また新たなカードや所属勢力の追加、ランクマッチへの対応などをおこなったとし、テストに参加したプレイヤーに謝意を述べている。
CD PROJEKT REDは、今週末のクローズドベータテスト参加受付の終了は、オープンベータテストへ移行する準備の一つだとしており、次の段階ではどのような内容のテストをおこなうのか、その詳細は来週に発表するとしている。クローズドベータ版は日本語には対応していなかったが、公式FAQでは将来的にはさらなる言語に対応する計画だとしているため、日本語対応を含めた国内展開についても期待したい。本作はPC/Xbox Oneのほかに、PlayStation 4向けに基本プレイ無料でリリースされる予定だ。