『VANQUISH』のSteam版が正式発表、5月26日に発売へ。Steam版『BAYONETTA』所有者は割引価格で予約可能


セガは5月11日、『VANQUISH』のWindows版をSteamで発売すると正式発表した。発売日は5月26日で、価格は2190円。なお、先月発売されたSteam版『BAYONETTA』の所有者は、本作を25パーセントオフの1642円で予約購入できる。予約分は「デジタルデラックスエディション」となり、サウンドトラックやデジタルアートブックなどが付属する。

また『VANQUISH』を予約すると、『BAYONETTA』が25パーセントオフの1642円で購入できるスペシャルプロモーションが26日までおこなわれている。いずれの割引もカート内で適用されるので、この機会に両作とも買おうという方は同時に購入すると、もっともお得に入手できる。

『VANQUISH』は、PlayStation 3/Xbox 360向けに2010年に発売されたシューティング・アクションゲームだ。開発は『BAYONETTA』と同じくプラチナゲームズが担当。カプコンで『バイオハザード』シリーズなどを手がけたことで知られるTango Gameworksの三上真司氏がディレクターとして招かれて制作された。

本作の主人公は、アメリカDARPA(国防高等研究計画局)に所属するサム・ギデオン。アメリカが所有するスペースコロニーが、ロシアでクーデターを成功させた「ロシアの星」に奪われたことから、サムは新型バトルスーツARSの戦闘データ採取を名目に、コロニーの奪還に向かうアメリカ軍に同行する。ゲームは多彩な銃器を使用するカバーTPSで、ARSの機能を活かしたブースト移動や、一定時間スローになるアクティブARを駆使しながら戦う。本作はシングルプレイ専用で、ストーリーモードのほかに、専用ステージ内で次々に現れる敵と戦うミッション形式のタクティカルチャレンジがプレイできる。

デジタルデラックスエディションの収録内容

今回発表されたPC版は4Kまでの解像度をサポートし、フレームレートに制限は設けられていない。つまり、プレイヤーのPCのスペック次第では60fpsあるいはそれ以上でプレイすることも可能だ。また、アンチエイリアシングや異方性フィルタリング、SSAOライティングなどのグラフィック設定も用意される。ゲームは日本語を含む6か国語の音声/字幕に対応し、Steamの実績やクラウドセーブ、トレーディングカード、リーダーボード、ビッグピクチャ―モードなども利用可能。また、オリジナル版には3種類の武器を追加するDLC「Limited Weapon Pack」が配信されたが、こちらは初期収録される。