任天堂、クレジッカード情報の保存やUIの変更などNintendo Switch用ニンテンドーeショップの静かな改良続ける


Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)でゲームやDLCを購入する際に利用するストア「ニンテンドーeショップ(以下、eショップ)」。任天堂ハードにはそれぞれeショップが用意されているが、Nintendo Switch向けのeショップはシンプルな見た目が特徴的だ。インターフェイスも見やすくアニメーションも軽快であるが、ハードの発売された直後は、必要最低限の機能のみが備えられていた。

任天堂は大々的には発表していないが、このeショップは静かに改良が続けられている。まず4月初旬に新たに公開されたのは「ランキング」のページ。その名のとおり販売されているタイトルを売り上げ順に並べた一覧が見られるようになった。

Image Credit: Nintendo Today

また先日導入されたのはクレジットカードの情報保存の機能だ。これまでクレジットカードでNintendo Switchタイトルをeショップで購入する際には、毎回クレジットカード情報を入力しなければいけなかった。しかし、正確な日付はわからないが、決済画面に「保存する」という項目が設けられ、毎回カード情報を入力する必要がなくなった。

同時期に実装されたとされているのが「すべてのソフトを見る」という機能だ。この機能についてはNintendo Everythingなどが詳細を報じている。これまでeショップでは新しくリリースされたタイトルが優先的に表示される「ニューリリース」がメインとなっており、一度に表示できるタイトルの数に限りがあった。しかし、画面の右下に「すべてのソフトを見る」という項目ができ、こちらを押すと3月3日よりリリースされた国内向けタイトルすべてを見ることができる。並んでいるタイトルはソート機能によって「日付」「人気」「価格」などで並び替えることができ、キーワードで検索したものを価格順で表示するといったこともできるようになった。

Image credit: Nintendo Everything

どの機能もゲームのオンラインストアにとって存在して然るべきものであるかもしれないが、便利になりつつあることを喜びたい。任天堂は、Nintendo Switchのオンラインサービスについては、秋までは無料であり、それ以降はオンラインプレイを利用する際には月額サービスに加入する必要があると発表している。有料サービス開始にむけて、eショップを含めたNintendo Switchのオンライン機能のさらなる充実と洗練に期待したい。