PC版『Prey』でセーブデータがクラッシュする問題が一部で報告、BethesdaとArkaneが今週中に改善へ


Bethesda SoftworksはゲームメディアIGNの取材に応じ、PC版『Prey』にて一部で発生しているセーブデータのクラッシュ問題に関して、今週中に対処すると発表した。インターネット上のユーザーやIGNの記者は、PC版で数十時間プレイするとセーブデータが進行不能になる問題を報告しており、Bethesda側が早急にその問題へと対応した流れだ。

現時点でこの現象が発生する環境は不明だが、数十時間プレイするとセーブデータが破損し、ゲームがロードできなかったり、一定時間経つと必ずクラッシュしてしまうといった事例が複数伝えられている。Steamの公式掲示板やユーザーレビュー、またSNS上を調べても大規模には発生していない模様だが、改善されるべき致命的な問題であることは間違いないだろう。同様の症状が発生しているユーザーは、BethesdaとArkaneからの公式声明を待とう。

なお最適化不足が指摘された前作『Dishonerd 2』のPC版と比較すると、PC版『Prey』のパフォーマンスやグラフィックオプションの豊富さは健全で、Steamのレビューでも問題点が指摘されているようには見えない。PCゲーム専門の海外メディアPC Gamerは、一部の環境では問題が発生していると伝えつつも、『Dishonerd 2』よりは良く動作していると評している。ArkaneはFOVスライダーを今後のパッチで適応するなど、さらなるPC版の改善を約束している。