『メトロイドプライム』シリーズを手がけたことで知られるレトロスタジオは、現在新作の開発に取り組んでいるようだ。この情報はAlexander Brandon氏のSNSでの投稿からもたらされた。Brandon氏はFacebookにてファンに近況報告をしており、そのなかで「今は、(アメリカ・テキサス州)オースティンでレトロスタジオと仕事をしている。それ以上は言えないが、仕事はとてもエキサイティングで、チームはすばらしいよ。」とコメントしている。
Brandon氏は過去に『Unreal』シリーズや『Deus Ex』シリーズの開発に作曲家として参加したベテランコンポーザーだ。現在も『Wasteland 2』などさまざまなタイトルに楽曲を提供している。氏の作風は幅広いが、いわゆる大型タイトルに参加することが多く、レトロスタジオがそうしたビッグタイトルを開発しているのではないかという期待が高まる。任天堂の完全子会社であるレトロスタジオは、2014年2月に『ドンキーコング トロピカルフリーズ』を発売して以来、音沙汰がない。モノリスソフトのように、任天堂の子会社はビッグタイトルに部分的に開発参加するケースもあるが、そうした形跡もあまり見せていなかった。
『メトロイドプライム』の新作か、新規タイトルか。どれも予想の範疇を出ないが、Brandon氏を招き、非常に野心的なプロジェクトを取り組んでいることには間違いないだろう。