新生『Prey』と『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』が首位の座を争う、先週のSteamセールスを観測する「振り返りSteam」


Steamストアにおける「全世界売り上げ上位」を観測し、チャートに浮上した最新作や注目作を独断と偏見で紹介する週間連載企画「振り返りSteam」。第八回となる今回は5月1日(月)から5月7日(日)のSteamランキング情報をお届け。

今月5月5日にBethesda Softworksから発売された新生『Prey』が上位にランクインしている。同作は2006年に発売された『Prey』をベースに作られたファーストパーソンSFアクション。『Dishonored』シリーズのArkane Studiosが開発を手がけている。ある事件により研究施設からエイリアンが逃げ出し、宇宙船内の人間を襲いだすという物語が描かれる。予約段階では発売以来トップをひた走る『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』をかわして首位に君臨することもあった。Steam版における日本語の配信は、国内版の発売日と同じ5月18日に予定されている。

久しぶりに売り上げ上位に顔を出したのは『Tom Clancy’s The Division』。5月4日から8日にかけて(PC版のみ7日まで)、無料プレイの開放と半額セールが実施されていた。発売から2年以上経つ『Tom Clancy’s The Division』は、現在も精力的なアップデートが続けられており、バージョン1.7のリリースを控えている。無料プレイこそ終了してしまったが、本日の深夜まで半額セールは実施中であるので、気になった方はチェックしてみてもいいだろう。

そのほか目につくのは『Little Nightmares』。同作はバンダイナムコエンターテインメントが販売するホラーアクション・アクションゲームだ。シングルプレイの売り切り型のタイトルは、発売から1週間程度経過すると失速することが多いが、Steamストアにおける評価が非常に高く、売り上げを後押ししている形だ。なお、5月12日までにGOGにて『Little Nightmares』を購入すれば、名作ホラーアクション『INSIDE』が無料で手に入るというキャンペーンが実施中

5月8日10時現在、首位を守るのは、売上本数が200万というマイルストーンへ到達した『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』。先週AUTOMATONで紹介した、発売もしくは正式リリースされたタイトルは以下のとおり。

5月4日 『TumbleSeed』がSteam/Nintendo Switch向けに国内販売開始。種を左右にコロコロ転がして山の頂上を目指す