自動車製造ライン構築シミュレーション『Production Line』5月19日にSteamでの早期アクセス販売開始


Poistech GamesのChris Harris氏は5月4日、自動車工場の製造ラインを構築するストラテジー/経営シミュレーション『Production Line』について、5月19日よりSteamでの早期アクセス販売を開始すると発表した。Steamストアページはオープン済み。対象プラットフォームはPC、販売価格は15.99ドルを予定している。なお本作は2017年2月にアルファ版が公開されたタイトルであり、公式サイトから事前予約することでもアルファ版にアクセスできる。

プレイヤーは自動車製造業に新規参入した零細企業を運営し、試行錯誤しながら製造ラインの効率化を図っていく。技術開発により工程の細分化を突き進め、事業の収益化を目指そう。ただし工程が細分化されるということは、それだけ製造ラインが複雑になるということ。工場の限られたスペースを最大限に活用するため、ラインの構造を見直す必要も出てくる。生産設計の見直し段階で横着するか、あるいは手間暇をかけてデザインし直せるかで企業の運命は変わってくるだろう。

本作の開発者は実質Chris Harris氏ただ一人であるものの、週次で開発状況を説明する動画を公開しているほか、公式ブログやフォーラムを通じて丁寧なコミュニケーションを図っている。ゲーム自体のアップデート頻度も高く、コミュニティの意見をすくい上げながら開発していることが伝わってくる。自動車の製造ライン構築というニッチなジャンルながらも、効率追求型のストラテジー/シミュレーションが好きな方であれば注目すべき作品だろう。『Production Line』の早期アクセス期間は最低でも6か月。正式リリース時には競争相手やマーケティング/広告機能が導入される予定だ。