デベロッパーBlueholeが『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)の新マップを2つ開発中であることが、海外メディアGame Informerの報道を通じて明らかになった。Game Informerの2017年6月号(デジタル版は5月2日配信)にて公開された情報であり、同メディアのDaniel Tack氏がTwitter上にて以下の告知を出している。夜間マップ、新マップの実装を予定していることは以前よりアナウンスされていたが、開発中の新マップが2つ存在するというのは新情報である。
Two new maps are in the works for PlayerUnknown's Battlegrounds. Check out more in this month's issue of Game Informer ?️ pic.twitter.com/y2YexbtxeL
— Daniel Tack (@dantack) May 2, 2017
Daniel Tack氏および同僚のBen Hanson氏による5月2日付のライブ配信(GI Live)でも新マップについて触れられている。Tack氏によると新マップは砂漠地帯の小規模マップと、雪が降り注ぐ中央部とジャングル地帯の外縁部から成り立つ島型マップの2つになるとのこと。砂漠地帯マップの一部と思われるTack氏のツイート画像からは、砂丘、オアシス街といった砂漠エリアならではのスポットだけでなく、競技場という大型施設の設置も想定されていることが伺える。既存の「Erangel」島マップが東ヨーロッパ風かつ緑の多いエリアであることを踏まえると、3つのマップが揃えば、それぞれに特徴のあるバリエーションに富んだラインナップとなりそうだ。
また上述のGI LiveにてTack氏が語るところによると、本作ではキルカメラの導入も予定されている。現状ではどこから撃たれたのか分からないままマッチが終了するケースがあるが、こちらの機能が導入されれば位置関係を把握し、学習することが可能となる。今後実装予定のハードコアモード(1人称視点限定のモード)ではとくに恩恵を感じ取れる機能となるだろう。
先日にはセールスが200万本を突破した旨が報じられたばかりの『PUBG』。売上だけでなくSteamの同時接続ユーザ数ランキングでも『Dota 2』『Counter-Strike: Global Offensive』に続く3位が定位置となりつつある。Steam Chartsによれば、ピーク時の最大同時接続ユーザは既に『H1Z1: King of the Kill』の最高記録を超えている。新マップやハードコアモードの導入を成功させ、勢いに乗ったまま正式リリースまで漕ぎ着けることを期待したい。
なお『PUBG』の正式リリース時(2017年内予定)にはModサポートを導入することが計画されている。将来的にはオフィシャル・マップだけでなくコミュニティ製のマップでも遊べるようになるだろう。